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共同購入型クーポンで「韓国式フェイシャルケア」を初体験・その1

性格さっぱりサバサバ系の同級生の友人が、最近やけに女性らしくなった。

これまで、美容系には関心がない、と言っていた彼女だが、

まつげは濃くて長いし、指先を見ると、きれいにマニキュア (これって死語? いまって、マニキュアって言わないですね。ネイルかな) をして、よく見ると、キラキラしたラメまでついている。

 

「どうしたの~? 女らしくなっちゃって」

「いろいろお試ししているの」と彼女。

 

「なんのお試し?」

「いろんなお店のお試し。割安で体験できるのよ」

 

教えてもらったのは、「共同購入型クーポン」という存在。

 

友人は、このクーポンサイトで、まつげエクステやネイルサロン、マッサージなど、美容やエステ系の店を見つけ、いろんなお試し体験をしているらしい。

 


 

「共同購入型クーポン」とは。

「フラッシュマーケティング」とよばれる手法のひとつ。

期間限定でクーポンを販売するサイトを「共同購入型クーポンサイト」という。

一般に、24時間や48時間といった制限時間内に一定人数以上の申し込みがあった場合にのみ、クーポンが販売され、オンライン決済で購入する。

時間内に一定数売れなければ、成立せず、課金はされない。

クーポンは自分で印刷または、携帯に送信して、お店に提示する。

 


 

 

へぇ~、面白そう。

「どう、どう? やってみた感想は??」

「値引き率がいい割には、内容もサービスもそんなに悪くなかったよ」

 

「でも、まつげのエクステって、接着剤とか変なの使ってて、危ないんじゃない? かゆくなってきたり、自分のまつげが抜けちゃったり…」

 

「私は何回も行ってるけど、今のところ大丈夫だよ」

 

「安いから、手抜きとかありそうだよね」

 

「中には悪質な店もあるかもしれないけどね。でも、宣伝広告費の一貫としてのサービスだから、内容は通常料金と同じみたい。サービス悪いと次につながらないし」

 

「へぇ~、そんな宣伝方法もあるんだ」

 

「とにかく安いの。高かったら行かないけど、安いとダメもとで、今まで縁のなかったところが、のぞけるじゃない」

隠れた名店や相性のいいサービスが見つかるかもしれない、というわけだ。

話を聞いているうちに、私もお試しで利用したくなってきた。

 

ということで、さっそくネットで探してみる。

 

「グルーポン」「ポンパレ」「トクー!ポン」「くまポン」など、あるある、いろんなクーポンサイトが!!

 

共同購入型クーポンサイトって、こんなにたくさんあったのね。

 

あるクーポンサイトをのぞくと、

「グルメ」「美容」「スパ・マッサージ」「旅行」「レジャー・イベント」「レッスン」「スポーツ・フィットネス」「ファッション」などずらりとジャンルが並び、東京エリアの中だけでも、ありとあらゆる商品が豊富にそろっていた。

 

見ているだけでも面白い。半額、68%割引、75%割引が普通にあり、値引き率が異様に高い。中には98%OFFという施設もある。えっ、これってほとんどタダってこと??

飲食店やホテル宿泊、エステと、目移りしながらあちこちチェックしていたら、あっという間に時間が経過してしまった。

そして「美容」ジャンルの中から見つけたのがコレ。

「お顔のたるみや乾燥に≪韓国式小顔リンパ・石膏パックなどフェイシャルケア90分≫2枚まで・男女利用可」

 

通常価格6,400円が、半額の3,200円。場所は赤坂。フェイシャル90分。

「韓国式の小顔リンパフェイシャルケア」って、なんだかそそられる。

たるみや乾燥、という言葉にも弱い。

こういうの、やってみたかったのよ~。

 

砂時計のイラストと、刻一刻と過ぎていく締め切りの残り時間を示す表示を見ていると、つい「購入へ!」というボタンをクリックしたくなる。

 

写真に出ている店内の雰囲気も悪くない。場所も赤坂だし、きっとおしゃれよね。

90分で3200円なら、すごく安い。

韓国に行った時も、フェイシャルマッサージはできなかったし、一度、体験してみるか。

 

ポチッ!!

クレジット払いで、3200円のクーポン券を1枚買いました。

購入したら、ほっとひと安心。

買ったのが、11月20日。クーポンの「有効期限」は3月15日なので、まだまだ時間はあります。仕事が忙しくないときに、行ってみようっと。

 

「いつでも行ける」と油断したせいで、印刷したクーポンの存在を、一時は本当に忘れてしまった私。

気づいたら、いつの間にか年が明け、3月になっていた。(時間たちすぎでしょ。今思うと、ここにも問題があったような…)

 

「あっ、そうだった」と思いだし、印刷したクーポン券を持ち歩くことにした。

仕事が予定より早めに終わったある日。「これから行ってみようかな」と思い立ち、出先から、予約の電話を入れたが、コールがなっているだけで、電話がつながらない。

 

しつこく電話すると、女性が電話口に出てきた。

これから行きたい旨を伝えると、「今日は予約はいってる」と言われてしまった。

えっ?? いまの何?? サービス業とは思えない対応だわ~。

挨拶もなくいきなり、「はいってる」って。。。

 

一瞬、冷静さを失ったが、韓国人で日本語がちゃんと話せないのね、と思い直し

「じゃあ、今週はいつなら大丈夫なんですか?」と聞いてみた。

 

「今週は全部いっぱい」

。。。

そのあと、沈黙。

私も沈黙。

 

いよいよ有効期限が迫ってきたので、後日改めて電話を入れ、可能な日を伝えると、件の同じ女性と思われる人が、またまた「その日はいっぱい」と言ってきた。

 

うぎゃーーっ!!

「だって、期限は来週まででしょう。もう何度も、そちらに電話してるんですけどっ! その日がだめなら、有効期限までには行けないんですけどっ! 」

ワナワナワナ。

何なんですか、このシステム。

さばききれない量のクーポンを売っておいて、予約もできないってありえないでしょう。

なんとしてでも、やってもらわねば!!

 

「そしたら、期限過ぎて混雑していないときに、やっていただけます?」

とくいついた。

すると、しばらく無音が続き、

「クーポン番号教えてください」という返事が返ってきた。

クーポンに記された番号を伝えると、「3月22日の2時に来てください」と、期限を過ぎた日にちと時間を指定してきた。

ホント、そっけない人だなぁ。

 

うーーーん。こんな人に施術してもらうのかぁ。

もう行くの止めようかな、と思ったが、すでにクレジット払いしてしまったし、お金がもったいないし、このままあきらめるのは悔しい。

絶対に行くぞ。行って、どんな人か見てみたい。

 

そういえば…、

と、少し前のニュースを思い出した。

 

「12000円の中華料理のコースが3000円で食べられる」というクーポンを買ったところ、実際には量も少なく、素材もよくない。広告に出ていたコース写真とまったく違う内容だった。というトラブル。

 

そうか、この共同購入の仕組みだったのね。

 

あ~

なんだか、いやーーな予感。

 

つづく。  続きを読む

(by りーたん)

 

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