その他

ガテン系・石田純一とのデート(3)

出会い系サイトからの初デート。お相手は51歳の「kenta」さん。ガテン系かと期待?していたら石田純一だった上に、なんか自分語りがすごくて、デートのはずがまるでkenta劇場に。今回はkentaさんとのデートの巻、その3です。

友だちの奥さんと不倫の関係になってしまい、しかもその彼女が死んだと友だちに聞かされたkentaさん。というところが先週までのお話。
あまりにドラマチックすぎる内容と語り口のうまさに、これは作り話じゃないの? と疑って聞いていた私。
でも、彼女が亡くなったところの悲痛な表情に、あれ? 本当だったのかな? そりゃーショックよねぇ、とちらっと同情してしまいました。
「ところがですねー」kentaさん、ガラっと表情を変えました。
な? なんだ? Kenta劇場まだあるの?
「去年、彼女に会いましてね」
「えええええ?」
「いや、彼女が死んだというのは友だちの大嘘で、彼女、ピンピンしてました。しかもよく太って健康そうになってました。ま、元気で良かったんですが。それで、もう、いろいろ吹っ切れまして…… 」
「いやいや、彼女が亡くなったショックで、奥さんとは離婚までなさったんじゃないんですか? よけいショックでしょう?」
「え? いや、離婚してませんけど」
「え? 以前のメールに独身って書いてらっしゃらなかった?」
(まずっ!  バツ1だったのは他の人だった? Kentaさんは死別かな? 独身なのは確かだけど。独身の人しか選ばなかったから)

「ははは、いや、独り身って書きましたけどね。それと、パートナーがいないとか書きましたけど。いや、女房はいますよ。恋人がいないだけで」
「はぁ? 独り身って独身ってことでしょう?」
「へぇ? ホナミさんのところでは、そうなんですか? 」
(日本全国、そうですよ!)と言いたいけど、絶句して何も言えない状態。
「ま、ホナミさんは再婚する気はないということですから、僕が結婚しててもいいじゃないですか?  それより…」
(あんたが良くても、私はイヤだ! だいたい奥さんのこととか全く考えないんだな、この男!!!)

その後、もう何話したかほとんど覚えていません。っていうか、「あ、そろそろ時間が」とか言って、早々に帰りました。
お勘定の4500円ほどはkentaさんが払ってくれましたが、もちろん「ごちそうさまでした」と丁寧にお礼をいいましたが、でも、なんだ、この「歩く不誠実」みたいな男は!  と、怒りは治まりません。

出会い系って、そういうものなんですか? ウソが当たり前?
でも、考えてみたら、この時kentaさんが正直に言わなかったら、既婚者だと分からなかったわけで。Kentaさんは好みじゃないから良かったけど、もし、これが好みのタイプで、うっかり好きになって付き合いはじめてから既婚者と分かったら……危うかったですよねぇ。
うーーーーん、やっぱ出会い系はいろいろリスクありますねぇ。

その日、夜にkentaさんからのメールが来ていました。
「ホナミさん、今日はとても楽しかった。ありがとう。
今日は僕ばかり話していて、ホナミさんのことがあまり聞けませんでした。
次回は、ホナミさんのお話をたくさん聞かせてください。といっても、ああいう店では周りに聞こえそうで話しにくいかもしれませんね?
今度会う時は、ふたりっきりになれるようなところにしましょう。」
うぎゃーーーー! なんつー! もう、次回はホテルって? やっぱり最低男だな?

どうやってお断りしようか? と考えました。はっきり、「独身の人としかお付き合いする気ありません」、と書いても良かったんですが、それだと、ガテン石田純一は、次の出会いのターゲットには独身とウソをつくかもしれない。よし、ここは、しばらく出会い系で女性を捜す気にならないくらい、傷つきそうなことを書いてやらなくちゃ、メラメラ。
というわけで、kentaさんはガッチリ体型というから期待していたのに全然がっちりじゃなかったとか、若い頃、トム・ハンクスに似ていると言われたとか書いてあったけど、どこがトム・ハンクス? とか、そして、ついでのように、独身でもないし、と書き添えて今後会うのをお断りしました。
もう、返事は来ないかと思っていたら、すぐに返事が来ました。
「わかりました」 ほんとうに、このひと言だけ。
ちょっと、きつく書いたかな? と後になって反省はしましたが、その時は頭に血が上っていたので、酷いこと書いちゃいました。すみません。

私の出会い系初デートは、かなりトホホな結果に終わってしまって、さぁ、どうしましょう? なんか、後のひとりの候補にも会う気が薄れたなぁ。
え? 候補はあとふたりじゃないのって? ええと、実は、3人にメールを毎日書くのが面倒でちょこちょこさぼっていたら、そのうち、ひとりからメールが来なくなっちゃったんです。す、すみません。もっとマジメにやります。

で、気を取りなおして残りのひとりに賭けます!  次こそ、頑張る!  見捨てないで!

というわけで、なおは今年もウチでひとり寂しいクリスマス(息子は友だちと遊びに行くし)。みなさまは、素敵なvery merry クリスマスでありますように!

to be continued(なお奈保子)

2 Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。