その他

「ディ○ス」の遊び毛だらけのセーター(後編)

カタログ通販で買ったアンゴラのセーター。

ふわふわの着心地であったかく、冬の北陸への取材旅行で着た。

ところが、セーターから抜けた毛が、下のシャツやズボンにくっついて、知らぬ間に毛だらけに。

空気中をふわふわと舞うアンゴラの毛に、鼻がムズムズ。花粉症でもないのに、くしゃみを連発する始末。

で、その後のお話です。

(後編アップまでにすっかり間があいてしまってゴメンナサイ)


 

 

このセーター、すっかり嫌気がさしたけれど、もう着てしまったし返却もできない。タンスの肥やしか、ってあきらめてはいたんだけど、なんだか釈然としない。

セーターを購入した「ディ○ス」のホームページを見ていたら、問い合わせページというのがあって、商品の不具合などを伝えることができる。

一応、この釈然としない気持ちを伝えたい、できるものなら返却してしまいたいと思い、メールをすることにした。

 

私が書いた内容はこんな具合だ。

「毛の抜け方が激しく、下に着ている黒いシャツやパンツで、セーターと重なっている部分が真っ白になります。こんなに毛の抜けるセーターははじめてです。ただ着ているだけで、毛がふわふわと部屋の中に舞います。なんとかなりませんか? できれば返却したいです。」

 

すぐに返事がきて、

「詳細を担当部署に連絡し、確認をさせていただきます。確認が取れ次第、担当の者より改めて連絡をさせていただきますので、誠に申し訳ございませんが、回答までもう少々お待ちくださいますようお願い申し上げます。」

とのこと。とりあえずが誠実な感じがする。

 

そして後日来たメールには

「こちらの商品素材が羊毛・アンゴラ・カシミヤを使用している為、抜け毛や遊び毛は避けられません。ブラッシングやクリ-ニングに出されますと、多少風合いは変わりますが若干軽減されると思われます。

 抜け毛や遊び毛については不良ではありませんので、ご理解下さいますようお願い申し上げます。

こちらの商品につきましては他のお客様にも同様のご案内を差し上げております。

 何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。」

とあった。

 

「他のお客様にも同様のご案内を差し上げております。」ってことは、こういう文句をいってるのはワタシだけではないのだろう。

 

それにしても、このセーターを紹介していたネットカタログには、抜け毛や遊び毛が出る、なんてこと、一言も書いてなかったよ。なのに、ブラッシングかクリーニングしたら、若干軽減されるってアドバイス、おかしくないかい!!

 

でもって、私もこんなメールで返事をした。

「ものには程度というものがあると思います。

着用するのに適さない程度となれば、商品として成立しないのでは?

 下に着ているものが真っ白になるのですよ!

スタッフの方に、黒いパンツやTシャツの上に着て試した方はいるのでしょうか?」

 

ちょっとクレーマーっぽいかな、とも思ったけど、けっこう腹がたっていたので、感情的でキツめの言葉を使ってしまった。

 

すると

「恐れ入りますが、お手元品を上席と拝見して、改めてご連絡をさせて

頂きたいと存じます。

つきましては、大変お手数ですが、下記宛までお手元に控えの残る

宅配便(ヤマト運輸、ゆうパック等)をご利用の上、着払いにて送付頂けますでしょうか。」

とのメール。

 

私はすぐに

「黒いシャツと、黒のウールのパンツをはいて、一日着てみて、ご検証ください。」と書き添え、指定通り、ヤマト運輸の着払い便でセーターを指定の場所に送った。

このセーター、もう戻ってこなくていい、という思いで宅配業者に託した。

 

その2日後、またメールが来た。

「この度は、お手数をおかけしまして申し訳ございませんでした。

上席と拝見をさせて頂きました。

 アンゴラは柔らかく滑らかな風合いがある反面、毛羽が抜けやすい

特徴がございます。こちらは不良品ではございませんし、ご着用済で

すので返品は承れませんことご理解くださいますようお願い申し上げ

ます。

お預かりしました商品はお返しさせて頂きますこと、ご了解願います。」

 

文章はていねいだが、絶対に返品させない

という強い意思が感じられる。

その一週間後にセーターは送り返されてきた。

 

もうめんどくさくなったので、これで終わりにしようと思い、私は最後のメールを送った。

「ご着用済ですので返品は承れませんことご理解くださいますようお願い申し上げ

ます。

とありますが、こんなに毛が抜けるなんて、ある程度の時間、着用してみなければわかりません。従って、着用済みになってから、不具合を伝えるのは、当然のことですよね。

そちらが、返品できないと、おしゃるのなら仕方ありませんけど、当方としては納得しているわけではないことを申し上げておきます。」

 

この後、「ディ○ス」からは、何の返事もない。

そして件のセーターは、わが家のタンスの肥やしとなって、春を迎えている。

 

真夜中、家族が寝静まった後、一人で楽しむネットショッピングは楽しくて止められない。でも、たまには失敗してしまうことも。

大手の通販会社だから、安心というわけでもなさそうだ。

多少のリスクは、仕方ないのかぁ……。

 

(二宮つゆか)

1 Comments

  1. 通販好き太め女

    超参考になりました!こーゆーのすごい面白い!
    私も返品できない通販サイトなのに魔が差して後悔すること多いです。
    ほんと究極に無駄使いだよなぁ〜って思うのに年に二、三回はやってしまう。
    最近は階下からの苦情で慌てて買った、防音床材の静床ライトの下敷きゴムです。七万円だして、防音効果ナシ!死ぬわ〜

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。