Happy Holidays in New York !

マンハッタンでは11月28日に行われるThanksgiving Day(感謝祭)の大パレードは有名である。数多くのバルーンのパレードの最後を飾り、サンタ・クロースが姿を現し、正式にクリスマス・シーズンの開幕が告げられる。

 

でも、最近は感謝祭にもならない頃から、クリスマス商戦が始まり、商魂のたくましさに、昔の季節感が薄らいできているようだ。

 

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それでも、ニューヨーカー達にとって、クリスマス・シーズンが始まったことを一番感じるのは、やはり、ロックフェラー・センターに巨大なクリスマス・ツリーが立ち、Thanksgiving Dayパレードが終った夜に、クリスマス・ライトの点灯式が行われた瞬間ではないだろうか。

 

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今年のクリスマス・ツリーは高さ25m、枝が広がると幅が16mにもなるという、ノルウェイ・スプルース(ドイツトウヒ)が、ニュージャージ州のマウント・オリーブという小さな町から運ばれて来た。この巨木は10月29日にニュージャージ州に100年に一度という大被害をもたらした、ハリケーン・サンデイの大暴風雨にも倒れなかった巨木だという。

 

3万個のクリスマス・ライトで飾られ、ツリーのトップにはスワロフスキーのガラスで作られた大きな星が輝いている。11月28日の夜、ロックフェラープラザを埋め尽くした人々が見守る中、マイケル・ブルームバーグ市長により、点灯式が華やかに行われた。ちなみに、ロックフェラーセンタービルの前にクリスマス・ツリーが飾られるようになったのは1931年からだそうだ。1931年というと、日本では満州事変が勃発し、太平洋戦争に突き進みつつある時期だった。日本全体が暗い雲に覆われるようになり始めていた頃、ここ、ニューヨークでは巨大なクリスマス・ツリーの出現に人々の心は華やいでいたことだろう。

 

このロックフェラー・センターのクリスマス・ツリーは来年の1月7日まで飾られていて、その後は、貧しい人達用の家屋建設プロジェクトで知られるNPOの「Habitat for Humanity」で使用される建材になるという。

 

ロックフェラーセンタープラザは冬の間はアイス・スケートリンクになり、大人も子供も楽しそうにスケートを楽しんでいる。時には抜群に上手なスケーターが、普通のレベルのスケーター達の間をスイスイすべり、まるで「見て!見て!私を!」と言わんばかりに、ジャンプや回転の妙技を見せてくれるのも、いかにも、自己顕示欲の強いニューヨーカーらしくて面白い。

 

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クリスマス・シーズンの五番街散策の楽しみは、ロックフェラーセンターのクリスマス・ツリーだけではありませんよ。有名店のショーウインドウの飾りを見るのも楽しいものだ。

 

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五番街の59丁目にある創業1906年の高級老舗デパートのバーグドーフ・グッドマン。ニューヨークマダム御用達のデパートして有名ですが、ここのクリスマス・シーズンのショーウインドウは、その高級ファッション性だけでなく、本物のアンテイーク・ドレスをマネキン人形に着せていることでも有名。

 

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マジソン街、59丁目のバーニーズ・ニューヨーク。ここは流行に敏感でお洒落なニューヨーカーに人気のあるデパートだけに、ショーウインドウの飾りもヒップでとてもスタイリッシュ。これらのトレンデイなデパートとは逆に、34丁目界隈にあるメイシーズやロード&テイラーでは伝統的により家族向け。機械仕掛けのお人形達により、クラシックなクリスマス風景を展開し、たくさんの子供連れの家族が、ショーウインドウの飾りを見ようと長い列を作っている。

 

 

 

クリスマス・シーズンの五番街はどこも観光客で一杯。歩くのも大変なほどだ。でも、人で溢れている割には、たくさんのショッピング・バッグを抱えている人の数が例年に比べると少ないような気がする。我が家では、クリスマス・ショッピングは込み合うショッピング・モールを避け、オンラインで買い物をするようになっているが、ニューヨーカー達もそうなのだろうか?あるいは、先の見えない不景気感から、多くの人が買い物を控えているのだろうか?

 

 

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こんな事を考えながら、五番街からコロンバス・サークルまで歩いてきて、テント群をセントラル・パークの入り口に見つけた。恒例のコロンバス・サークルのホリデー・マーケットだ。手頃な値段でユニークなホリデーギフトを買うには最適な場所だ。ここもたくさんの人で賑わっている。

 

 

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12月にはキリスト教のクリスマス、ユダヤ教のハヌカ、それにアフリカ系アメリカ人の祝祭日のクワンザのように、異なる宗教、人種の祝祭日があるので、今では、単に「クリスマス・シーズン」とだけ呼べなくなってきており、そのかわりに「ホリデー・シーズン」という言葉が一般的になってきているニューヨークである。ホリデーギフトを探し、ホット・アップル・サイダーで冷えた体を温めると、宗教、人種を問わずに、ゆく年、くる年を祝いたくなるホリデー気分になってきた。

 

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Happy Holidays, Every One and A Happy New Year !

来年も「アメリカ東部探訪」をよろしく、お願いしま〜す!

 

(スナイダー純子)

 


6 Comments

  1. 卯のはな

    この時期のNYは1年で最もきれいで楽しい街になるんですね。ロックフェラーセンターの有名なクリスマスツリーが貧しい人達の為に使われる事、初めて知りました。

    1. junko

      卯の花さん、コメントをありがとうございます。実を言うと、今まで、年輪を重ねた巨木が切り倒されてしまう事に可哀想な気がしたこともあったのですが、たくさんの人々を楽しませ、最後には貧しい人々の役に立つ巨木の一生、よい使われ方かなと思い始めています。近年、東京から戻る度に、ニューヨークよりも東京の方が清潔できちんとメインテナンスされているように思いますが、この時期のニューヨーク、やはり、世界のニューヨーク、貫禄のある街であることを実感します。

  2. ヘッケル

    とても素敵な写真ばかりで、行った気になりました。最近、日本では、クリスマスシーズンが、アドベト期間よりも、あまりにも前に始まるのでクリスマスのころには、すでに盛り上がりにかけているような気がするのですが、そう思うのは私だけでしょうか?
    やっぱり、アメリカやヨーロッパのクリスマスには雰囲気がありますね。

    1. junko

      ヘッケルさん、コメントありがとうございます。これからも、たくさんアメリカ東部の街の写真を撮って、ご紹介したいです。

  3. Kimiyo

    この時期のマンハッタンはやはり特別ですね。たくさんの写真で心が浮き出しました。
    歴史的背景や、ロックフェラーのツリーのその後など、いつも見ていたのに知らなかったことがわかって、改めて楽しめます。夜のイルミネーションの写真も見たいな(^o^)

    1. junko

      Kimiyoさま、コメントをありがとうございます。懐かしい風景でしょう!特に今年のクリスマス・ツリーはハリケーンの被害が大きかったNJからの木で、おまけにハリケーンにも倒れなかったと知り、特別に愛着を感じました。最近はマンハッタンよりも東京の方が綺麗で清潔じゃないと思うことが多いですが、やはり、この季節のマンハッタンは世界のマンハッタンで貫禄があります。う〜ん、夜も綺麗だったんです。2013年のクリスマスツリーをご紹介する時には、イルミネーションされた写真や、Macy’sやLoad & Taylerの家族向けのwindow displayの写真も載せますから、是非、また、お読み頂けると嬉しいです。

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