茶餐廳でお茶しよう!

香港の街を歩くと、道沿いに多くの「茶餐廳(ちゃーちゃんてん)」というお店を見かける。

食事メニューの多い喫茶店というようなもので、香港人の暮らしになくてはならない飲食処だ。
どの店も朝から晩まで人が絶えず出入りしている。

暑い街を歩き回ったあとのおすすめはこの茶餐廳でのドリンク休憩。
造り付けの硬い椅子に座ってじっくりメニューを見てみよう。同じ飲み物でも、日本とは少し違った風景が楽しめる。

【ホット? アイス?】

コーヒー、紅茶などのオーダー時に必ず聞かれるのは「熱的?凍的?」。
HOTかCOLDか。
アイスはホットより少し(3~5HK$※程度)料金が加算される。
どちらかはっきり、「熱○○」「凍○○」とオーダーする。
ちょっと驚くのは、コーラ(可樂)やスプライト(雪碧)を頼んでも「熱的?凍的?」の問いかけがあること。
香港の茶餐廳ではホットの炭酸飲料がメニューにある。
わざわざ飲まなくても他においしい飲み物があるから頼まないけど……(興味があれば家庭の電子レンジでもできるのでお試しを。ただし頃合を見ながら徐々に加熱しないとものすごく熱くなるので注意)。

【レモン】

さてこれは「凍檸茶」(アイスレモンティー)。
大量のレモンスライス(薄くない「輪切り」です)これは5枚入ってるかな?
そしてお皿に乗ったグラスの向こうに見える銀色の棒は長柄のスプーン。
これが香港茶餐廳の常識スタイルだ。「凍檸樂」(レモンコーラ)も同様。
レモンをこのスプーンでぎゅうぎゅう潰して飲むのが香港流。レモンは、決して飾りでも香り付けでもないのだ。甘くて酸っぱーいレモンティーができあがる。
入っているレモンの数は3枚だと「しけてるな」、4枚でも「もう1枚欲しいなぁ」、5枚で「よし、合格」。
最初はぎょっとしても、茶餐廳に通ううちにそんな気分になってくるのが不思議。

 

【これもレモン】

ほかにもびっくりのレモン系飲料メニューは「レモンコーヒー」。
これもホットもアイスもあり。びっくり、だけどアイスレモンコーヒーは飲んでみると意外にはまるのだ。
先日、日本で再現を試みる。写真のとおり。きりっとした色合いで、おいしそうでしょう?
キモはコーヒーを甘ーくすること、かな。しかしこの写真はレモンをケチって2枚しか入れていない。レモンの安さが違うからなぁ。
ちょっと日本では、5枚ってわけにもいかず……。

(田村早苗)





 

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