香港の冬、蛇スープで温まろう

半年ぶりの香港……ううっ寒い!

香港はいちおう亜熱帯ではあるけれど、12月~翌年2月の間はそれなりに寒い。今回行ったときは一日の平均気温が17℃くらい。昼間は少し汗ばむくらいになるけれど夕方からはマフラーやジャケットが必要、というちょっと面倒くさい陽気だ。とくに今年はお正月辺りから寒かったらしい。

それじゃ、まずは蛇スープで内側からあったまるか……
向かったのは、ホテルの近くにある蛇スープ屋さんだ。

蛇スープを飲んだことがない、というのは香港人にとってまったく不思議な話のようだ。
「あんなにおいしいのに?」「身体にいいのに?」「なぜ?なぜ?」と質問攻めにあったことがある。
蛇はちょっとねー、などとなんとなく思っていたのだが、そんなにみんなが好きならば、おいしくないはずがないだろう。そこで飲んでみたら、とってもおいしい! 以来、大好きなメニューになった。

表の看板
蛇スープの店は、看板を見ればすぐわかる。それは「蛇」の字がついてるから。
蛇は秋から冬がシーズンで、夏の間は営業しないという店もあるようだ。蛇が冬眠に備えて栄養を貯め込む時期だから、この時期が美味なのだという。身体も温まる気がする。
小ぶりのご飯茶碗ぐらいの大きさのスープ(蛇羹:セーガン)が38ドル。ワンタン麺一杯が20ドルくらいからある香港では、けっこういい値段だ。※現在、1HK$=約11円
蛇羹というのは具沢山の蛇スープ(中国では、とろみの付いたスープを「羹」と呼ぶ)。一人で食べるおやつにはこれで十分だが、今日は2人で行ったので各自蛇羹1杯ずつと、蛇湯(セートン)を2人で1杯、オーダーした。

きたきた!具がたっぷりの、とろりとしたスープ。

壁メニュースープがきた

テーブルには揚げたワンタンの皮、乾燥レモングラスの細切り、店によっては白菊の花びらなどが置いてあり、好みでトッピングする。
写真ではちょっとしかかけてないけれど、私はレモングラスを多めにかけるのが好きだ。

中身を見る

スープは濃すぎず薄すぎずのお味でクセはなく、中身は細切りにした蛇がたっぷり、これが鶏肉みたいでおいしい。
蛇といってもきれいにさばいてあり、骨が残っていることなどまずないので、知らないで食べると何だかわからないかも。
他にもキクラゲなどの具が入っている。食べるスープという感じで、小腹が空いたときにちょうどいい。

蛇湯

蛇羹を半分ぐらい飲んだら、さらっとした蛇湯を蛇羹に混ぜてみる。蛇羹のとろみを少しのばして飲むと、また違ったおいしさがある。
一生懸命食べてると、店にはお客さんがひっきりなしだ。
「セーガン!」と一声、出てきたスープをモグモグッと食べて、さっと出て行く地元の人たち。出て行くの早いなあ。
昼どきはスープにご飯等を組み合わせたランチセットを食べている人も多く、これまたけっこう魅力的。

「えーっ、蛇~!?」などと躊躇しないで、冬の香港に行くときは、ぜひ食べてみてほしい。あっ、この店は亀もあるじゃないか。デザートに亀ゼリー(蛇湯の隣のメニュー「亀苓膏」、38ドルと書いてある)も食べられますよ。

(亀ゼリーもおいしいけど、これはまた、改めて。)
♪タムラ


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