露天風呂付き客室 平日 1泊2食付き9800円 足柄の温泉「おんり~ゆ~」(前篇)

最近、温泉に行くなら、親しい同性の友達と行くのが一番、と確信している。

長風呂が得意じゃないワタシは、温泉に行っても、一人だとそんなに長く入ってられないけど、女友達と一緒だと、おしゃべりしながら時間のたつのも忘れて、なが~く浸かっていられる。

「この前の金曜日、ビアフェスに行ってきてね・・・」

「橋本市長はなんであんなこと言っちゃったのかなぁ???」

「実はワタシ、TOKIOの長瀬君が好きなんだけど・・・」

「トラと漂流する映画、ライフ・オブ・パイ。あの結末ってどう意味なの?」

話題は大した脈絡もなく、おしゃべりは延々と続けることができる。

代謝もアップし、誠に具合がいいのだ。

 

家族をおいての女子旅。

安・近・短で、しかも何かとうるさい中高年女子を満足させてくれるところはそうそうないと思うが、インテリアデザイナーの友人、さつきさんが女子旅に最適!とすすめてくれたのが、小田原に近い足柄の温泉「おんり~ゆ~」だ。

「1泊2食付きで平日だと一人9,800円なのよ。お部屋はきれいだし、広々してるし、小さいけれど部屋に専用の露天風呂もあるの。この値段だから食事は期待できない、と思ってたんだけど、これがけっこういけるのよ~」とのこと。

 

♪♪ Only you~  can do make all this world seem right ♪♪

さっそく予約して行ってみることにした。

 

小田急線で小田原まで行き、そこから大雄山線に乗って終点まで20分ほど。

(後でよく調べてみると小田原まで行かなくても小田急小田原線の「開成」という駅からも送迎バスがあった)

友人とは2時に小田原で待ち合わせる。2両編成ほどの小さな列車に乗ると、旅気分も盛り上がった。

終点の大雄山駅から送迎バスがあるのだが、時間がうまく折り合わず、タクシーで「おんり~ゆ~」まで行く。

 

たった7~8分で到着したのだが、賑やかな駅前とはうってかわって木立のなかにモダンな建物が佇んでいる。タクシーを降りると、気温も1~2度は涼しく感じられる。

 

「おんりーゆー」エントランス

「おんりーゆー」エントランス

ロビーからも木々の緑が眺められる

ロビーからも木々の緑が眺められる

 

木々に抱かれるようにたたずむ低層のモダンな建物。ロビーに入るとその奥にも林が広がっている。

ここ「おんり~ゆ~」は、基本的には日帰りの温泉施設で、宿泊できる客室は4室のみ。客室にチェックインできるのは17時からだけど、早めに行って温泉を利用することができる。翌日のチェックアウトはなんと12:00。そのあとも温泉施設の利用ができ、1泊で最大35.5時間滞在することができるシステムになっている。

 

カウンターで受付を済ませ、お風呂のロッカーのカギとタオルと部屋着の引換券をもらい、さっそく温泉へ。

 

 

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木立のなかの露天風呂。

木立のなかの露天風呂。気持ちいい~。

 

 

内湯の奧には、森林浴と温泉浴の両方を一度に楽しめる2つの露天風呂がある。

左側は38℃の「ぬる湯」。右側は42℃としっかりとした温度。

泉質は単純硫黄泉。硫黄分がイオン化されて溶け込んでいるために無色透明。
pH.9.5 のアルカリ泉は柔らかく、肌によさそうだ。

 

まずは「ぬる湯」に身を沈め、天を仰ぎ、深呼吸をする。

空は青く、雑木林の木々の緑が目にやさしい。日頃の行いがいいからか、天気はすこぶるよい。暑くもなく、寒くもなく、いい季節だ。

とっぷり首まで湯につかったり、浴槽内にベンチに腰掛けて半身浴にしてみたり、全身の力をぬいてプカプカと浮遊してみたり・・・。

隣の「熱湯」に入ってみたけど、すぐまた「ぬる湯」に戻り、おしゃべりをしながら、たっぷり1時間ほど時を過ごす。

いつもならすぐのぼせて出てしまうのに、「ぬる湯」だし、吹き抜ける風が気持ちよく、長く入っていられたようだ。

 

露天風呂近くに設置されている飲料水

露天風呂近くに設置されている飲料水

雨の日の入浴用に用意されている傘

雨の日の入浴用に用意されている傘

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

林のなかのデッキは湯上りの休憩に気持ちいい。

林のなかのデッキは湯上りの休憩に気持ちいい。

 

 

川のせせらぎを身近に感じられるデッキも気持ちいい。

川のせせらぎを身近に感じられるデッキも気持ちいい。

温泉から出たら、カフェで生ビールをオーダーし、プラスチックのカップに入れてもらい、戸外のデッキで味わう。

湯上りのビールは最高だ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうしてなごんでいると、そろそろ客室にチェックインできる時間に。

客室は15畳の和室で広々している。縁側のような板の間に、籐のイスが、デッキには木のイスと陶器の浴槽、シャワーが備えられている。

 

宿泊した客室「もみじ」は15畳の和室

宿泊した客室「もみじ」は15畳の和室

 

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「もみじ」と名付けられたこの部屋の前には、緑が鮮やかなカエデの木があった。陶器の浴槽は一人で入るのにちょうどいい大きさ。体をすっぽり包み込むようで、これはこれで気持ちがいい。

庭の緑を眺めながら、交代で部屋の露天風呂を楽しむうちに、夕食の時間に。

 

(つづく)

 

土井ゆう子

 

 

 

 

 

 

 

 

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