露天と新鮮魚介に心踊る 新潟・本町6商店街

米どころ、酒どころ、日本海の幸がいっぱいの新潟。

そんな新潟の市民の台所とは、どんなのか?

興味津々で出かけた「本町市場」

新潟駅からバスに乗って7~8分。信濃川にかかる萬代橋を渡ってしばらくの「本町」で下車すると、すぐのところにアーケードのある商店街の入口が現れた。

 

本町6商店街、萬代橋側の入口

本町6商店街、萬代橋側の入口

 

本町6番町商店街

「ほんちょう」と読むようだ。

アーケードの中に入ると、露店がポツポツと並んでいる。

旬の山菜や野菜や漬物、新潟名物の笹団子などを販売。洋服を販売する露天もあった。デパートなどではめったにみることのない、名前も食べ方もわからない山菜に、目が釘付けになる。

関東ではすでに旬を過ぎたワラビも、こちらでは今が旬なのか、太くて立派なワラビが一束250円くらいで売られている。

新潟産のアスパラガスも茎が太くて立派!

 

アーケードの下、通路に露店が点々と並んでいる。

アーケードの下、通路に露店が点々と並んでいる。

 

わらび、たけのこ、アスパラガスなど

わらび、たけのこ、アスパラガスなど

 

まずは商店街の端から端まで歩いて、露天をチェック。

 

 

山ウドと山フキ

山ウドと山フキ

左は山菜のミズ。きゅうりはすべて花付きで新鮮

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コゴミ

コゴミ

 

 

 

 

 

ヒメたけのことでもいうのでしょうか?

ヒメたけのことでもいうのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

露天は朝の10時頃にはほとんどの店が出そろうとか。

プロの料理人らしき人も買いに来ている。

ヒメタケノコを買いながら

「もう、よそではほとんど終わってるのに、まだこんなにいいのがあるんだ」

「ええ。○○のはまだあるんですよ~」

と答えるのは、内気そうな露天のお兄さん。

希少品とみて、私もすかさず、このヒメタケノコをゲット。

「どうやって食べるの? アク抜きって必要?」とお兄さんに質問。

「アク抜きはいりません。ゆでて食べてもいいし、焼いて食べてもいいですよ」

「焼くって、どうやって?」

「皮ごとそのまま、魚焼きグリルで焼くのが一番簡単かな・・」

「へぇ~、それやってみる。バター醤油とかで食べたらおいしそうよね」

 

品のいいものからどんどん売れてしまいそうなので、「これ欲しいなぁ~」と思ったら、後回しにせず、即決で買っていくことに。

「あっちのアスパラよりこっちのアスパラのほうが、より太くて立派だった」なんてこともあったけど、いずれもおいしそうだから、まぁいいか~と思える。

 

アーケードの中に「本町食品センター」なる入口を発見。

中はちょっと薄暗く、蛍光灯の下に鮮魚や乾物・干物を売る店が並んでいる。

 

本町ショッピングセンター。中に乾物や鮮魚を扱う店が入っている。

本町ショッピングセンター。中に乾物や鮮魚を扱う店が入っている。

 

 

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鮭をメインに海山物を販売する「山上商店」

鮭をメインに海山物を販売する「山上商店」

本町食品センターの奥のほうの店。ワタリガニ、岩牡蠣、ズワイ蟹が並ぶ

本町食品センターの奥のほうの店。ワタリガニ、岩牡蠣、ズワイ蟹が並ぶ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワタシはここで活きたワタリガニ2杯を購入。

中型が一杯800円くらい。

 

本町食品センターを出て、いったんアーケードに戻り、進んでいくと、今度は

「青海ショッピングセンター」を発見。

 

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中に精肉店、中国料理店、キムチ屋さん、そして鮮魚を売る店が並んでいる。

そして、向かって左側の通りの奥にある「古川鮮魚」の魚は、眺めているだけでワクワク。魚好きの私のハートをわしづかみにした。

どれもピカピカ、イキイキ。一級品であることがひと目でわかる。

まず目に飛び込んできたのがフグの白子。

そしてボタン海老をさらにでっかくした「たらばエビ」という名のエビ。

目がピカピカに光っているノドグロは、いかにも高級そうだ。

 

青海ショッピングセンターの奥にある古川鮮魚店

青海ショッピングセンターの奥にある古川鮮魚店

 

フグの白子。何フグか聞くのを忘れたが、今の時期ならマフグ(ナメラフグ)の白子だと思われる。

フグの白子。何フグか聞くのを忘れたが、今の時期ならマフグ(ナメラフグ)の白子だと思われる。

ノドグロ。一尾3000円前後
佐渡産ノドグロ。一尾3000円前後

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一尾20cmほどある巨大エビ「タラバエビ」

一尾20cmほどある巨大エビ「タラバエビ」。お腹には藍色のたまごを持っている。これも佐渡の海でとれるようだ。

 

 

 

活きたワタリガニ

活きたワタリガニ

 

佐渡産本もずく。一本の太さが半端なく太く、ねばりもスゴイ。

佐渡産本もずく。一本の太さが半端なく太く、ねばりもスゴイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

自家製のイワシのヘシコ(塩をし糠に漬けた珍味)

自家製のイワシのヘシコ(塩をし糠に漬けた珍味)

 

アジ、イワシも新鮮そのもの

アジ、イワシも新鮮そのもの

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「すごい、全部おいしそう!!」

魚を目の前にして、ちょっと興奮状態。どれ買って帰ろうか真剣に悩んでいると

「若いのに、魚が好きなんて、うれしいわぁ~」と古川鮮魚の美人女将、山田隆子さん。

「え~? ぜんぜん若くないんですけど、魚は大好きなんで」とシドロモドロのワタシ。

そして「保冷剤と保冷バッグ、サービスしてあげるから、買ってかえってね」と親切なお言葉。

 

古川鮮魚の美人女将。とっても勧め上手な上、親切。

古川鮮魚の美人女将。とっても魚を愛していて勧め上手。しかも親切。

 

「今、佐渡であがっている天然マグロのカマ。焼いて食べたらおいしよ~。この毛ガニも佐渡沖でとれてるの。安くておいしいから~」とすすめ上手。

いろいろすすめられるも、お財布と相談しながら、フグ白子、ワタリガニ、本もずく、タラバエビなどを購入。すると女将さん、大アサリをおまけでつけてくれた。

お刺身の盛り合わせなども作ってもらえるようで、魅力的だったが、帰りの道のりを考えて、お刺身のほうはパスした。

 

「じゃ、ここに詰めてください」とワタシは持参した保冷バッグを差し出す。

そう、商店街へ行くときはいつもマイ保冷バッグを持参しているのだ。

買った品は女将さんが、一品一品、パックにクマザサを敷いて、きれいに詰め、保冷剤を抱合せにして新聞紙でくるみ、さらに保冷バックの底と上に氷と保冷材を入れ、ていねいにパッキングしてくれた。

 

昼にはお寿司でも食べて、と思っていたが、ずっしりと重くなったその保冷バッグとワラビやヒメタケノコの入ったプラスチックバッグをを持つと、早く東京に帰りたくなった。

アーケードを出たところにある小さな神社にお参りして、おいしそうなものをたくさん買えたことにお礼を言って、商店街を後にした。

 

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ちょっと寄り道

本町6商店街を万代橋側の通りから入ってアーケードをまっすぐ進み、アーケードの終わったところで、Tの字に伸びているのが「人情横丁」。

約160メートル沿いに、小さな小さな店がひしめくように軒を連ね、約38店舗並ぶ。
麸などの乾物を扱う店、浜焼きの店があると思えば、しゃれた焼き菓子を売る店やカフェ風の店も混在。なつかしい感じがあふれている。

 

小さな店が並ぶ様からハモニカ横丁ともいわれる人情横丁

小さな店が並ぶ様からハモニカ横丁ともいわれる人情横丁

 

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新潟へお出かけのさいは、ぜひ、保冷バッグ持参で「本町6商店街」へ。

 

リポート/土井ゆう子

 

 

 

 

 

 


2 Comments

  1. kaoru

    市場ってホントにテンション上がりますよね!
    人との出会いも格別ですし。
    それにしてもさすが新潟、魚貝や山菜が充実してますね~。
    「人情横丁」もレトロな感じで行ってみたい!

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