鎌倉一日観光案内  こんなルートはいかが? 前編

私は東京在住ですが、実家が鎌倉だと話すと、「鎌倉いいですねー、今度案内してください!」と言われることがよくあります。そこで、これまでに案内した「鎌倉の観光おすすめルート」をお届けします。

 

ここ数年の鎌倉は、やけに賑わっています。世界遺産登録問題で盛り上がっているのに加え、ドラマの舞台やロケ地として頻繁に登場しているせいでしょうか。都心から、海や山を見に行くのに適した、ちょうど手頃な距離だからでしょうか。

鎌倉駅前は、中高年世代の人たちでいっぱいです!  待ち合わせしている人たちを観察すると、パーカに帽子にリュック姿のハイキング組と小町通りなどをぶら歩きする市内散策が目的のおしゃれなおば様軍団とに、ほぼ二分されてますね。

休日は若者たちも加わり、さらに混み合います。イベント日などは、江ノ電鎌倉駅の改札に行列ができることも。

 

なので、もし鎌倉に行くのなら平日が狙い目です。時間が許す人は、休日を避けて出かけるこんなコースはいかがでしょう?

 


<北鎌倉ルート>


混雑する鎌倉駅を避けて、隣駅のJR横須賀線「北鎌倉駅」で下車します。

北鎌倉駅は、「円覚寺(えんがくじ)」の敷地内にあとからできた駅です。なので、降りたらそこは、もう円覚寺。奥行きが深い境内は、先に行くほど細くなっていきます。

「円覚寺」
http://www.engakuji.or.jp/

奥行きの深い境内をもつ「円覚寺」

円覚寺を拝観したら、鎌倉街道沿いの少し先にある「建長寺」へ。座禅会や法話会、トーク会など魅力的なイベントを開催するお寺としても知られています。こちらも広大な境内ですが、あまり隅々まで歩き回らず、この後のために余力を残しておいてくださいね。

「建長寺」
http://www.kenchoji.com/

広大な敷地の「建長寺」

拝観するだけでかなりの運動量に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

建長寺を出たら、鎌倉方面に向かわず、来た車道を戻り、長寿寺の角を左に曲がり(写真A)、「亀ケ谷坂切通し(かめがやつざかきりどおし)」を通り抜けます。坂もそんなにきつくなく、道路も舗装されているので歩きやすい道です。鎌倉には、山を切り崩してできた「切通し」の道がいくつかあって、祠(ほこら)や断層などを見ながら歩くのも楽しいですよ。

「北鎌倉~亀ケ谷坂切通し」マップ
http://www.izumi-loc.com/kamakura/kamegaya/index.html

 

(写真A)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

切通しを抜けた辺りには、小さいながらも歴史を感じさせる魅力的なお寺が点在しています。北条政子の供養塔、作家の大佛次郎、俳人の高浜虚子の墓がある「寿福寺」や、花のお寺「海蔵寺」「浄光明寺」など、好きなお寺をゆったり拝観しながら鎌倉駅まで戻ってくるというルートです。

「鎌倉 花の寺のサイト」
http://www.kamakura-burabura.com/hanagoyomihananotera.htm

 

「寿福寺」境内は残念ながら非公開ですが、参道つきあたりの門から、中を伺うことができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

足腰と時間に余裕があったら「佐助稲荷」「銭洗い弁天」まで足を伸ばしてもいいかもしれません。

または、鶴岡八幡宮に隣接する「鎌倉近代美術館」もオススメ。お寺めぐりの合間の美術鑑賞もなかなかいいものです。

「神奈川県立近代美術館鎌倉館」

http://www.moma.pref.kanagawa.jp/kamakura/access.html

 


<お寺めぐりルート>


神社仏閣の多い鎌倉。ご朱印帳持参で、お寺めぐりしてみませんか。

ちなみに、鎌倉五山は「建長寺」「円覚寺」「寿福寺」「浄智寺」「浄妙寺」の5つ。

こちらは鎌倉駅からスタートするルートで、駅前のロータリーと道路を渡り、「大朽寺(だいぎょうじ)」を抜けて、比企一族の「妙本寺」を訪ねます。大朽寺は、地元では通称「おんめさま」と呼ばれ、親しまれている安産祈願のお寺。

妙本寺は人気(ひとけ)がないときに行くと、ちょっと不気味で怖いのです。昔の合戦の怨念がまだ残っているような印象です。

 

安産祈願の小さなお寺「大朽寺」

広くて静かな境内をもつ「妙本寺」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このあと、小町通り、または川沿いを歩いて「鶴岡八幡宮」に出ます。

東方向に進むと、竹の寺「報国寺」や鎌倉最古の寺「杉本寺」があります。さらに余力があるなら「鎌倉宮」「瑞泉寺」を散策してもいいですね。

 

近くには「永福寺跡(ようふくじあと)」があります。ここは、頼朝が、奥州平泉の中尊寺や毛越寺を模して造らせた大伽藍の跡地。現在、市で発掘調査を行いつつ、史跡公園として整備を進めています。

 

このあたり(鎌倉市二階堂)まで来ると、人も少なくなり、のんびりゆったりと鎌倉の街並みを楽しむことができます。川に沿った迷路のようにくねくねとした細い道を歩いていると、かなり昔にタイムトリップしたような懐かしい気分になりますよ。

 

長谷の大仏で有名な「高徳院」は、鎌倉から江ノ電に乗り、「長谷駅」で下車します。長谷大仏は修学旅行で訪れたことがあるという人も多いのではないでしょうか。

 

「鎌倉大仏殿高徳院」
http://www.kotoku-in.jp/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長谷駅から高徳院に向かう道の途中、「長谷観音」の信号を左に折れると「長谷寺」があります。

「長谷寺」
http://www.hasedera.jp/index2.html

赤いちょうちんが迎えてくれる「長谷寺」

 

静かな空間で集中できる「写経」

 

 

 

 

 

 

 

 

長谷寺の見晴台からは市内と海が見下ろせます。こちらの寺では、写経・写仏体験ができます。私も何度か体験しましたが、忙しい日常から離れて写経に集中する時間はなんだか新鮮。気分も一新します。

 

 

観音堂に安置された見上げるほどの巨大な十一面観世音菩薩像は、一見の価値ありですよ。

 

ちょっと長くなりそうなので、今回はこの辺で。

次回は、ハイキングコースと観光バスツアーを紹介します。後編を読む

(by りーたん)

 

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