道後温泉(愛媛・松山)〜鞆の浦(広島・福山)、しまなみ海道横断旅行/因島・ナティーク城山編④

今回の旅のハイライトのひとつが、オーベルジュ「ナティーク城山」でのディナー。

海の見えるレストラン「プリマヴェーラ」で、欧風瀬戸内料理をいただく。

予約の際には、「肉はいらないので、全部地物の魚でお願いしま〜す」と伝えてある。どんな料理が出てくるのか、さあ、楽しみだ。

 

ディナーのはじまりはじまり〜。

ディナーのはじまりはじまり〜。

 

1皿目の前菜は「江田島産殻付ブランド牡蠣『ひとつぶくん』のエスカルゴバター焼き」。ぷりん、と粒のしっかりした牡蠣は、エスカルゴバターに負けない濃厚な味わいだ。

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そしてふた皿目は、ここの名物ともいえる「瀬戸内の海の幸のサラダ」。

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サラダと呼ぶには豪華すぎるプレートだが、皿の中を1時の方向から時計まわりに紹介すると、シャコのマリネ、アジ、アボカド&イカゲソ、イカ&がら海老、太刀魚&ゴマ、しめ鯖。それぞれの料理の間に、アクセントとしてアサリのフリットが散りばめられ、皿の中心には海藻のサラダとチーズがこんもり。

まさに、お皿の中に瀬戸内海がギュッと凝縮されている。

 

3皿目は「がらエビのピッツァ」。

前述の「瀬戸内の海の幸のサラダ」でも登場したがらエビとは、クルマエビ科のエビの一種で、サルエビ、大阪ではトビアラ、徳島県ではヌキエビ、フト、ビゼンなどと呼ばれているエビ。

鯛釣りの際に餌として使われてエビで、甘みと旨みが強い。クリスピータイプの生地に、そのむき身が隙間なくびっちりのったピッツァもまた、ここの名物のひとつだ。白ワインがどんどん進む。

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4皿めは「鮮魚のフリット チェリートマトとシェーブルチーズのソース」。魚はアナゴ、ヒラメ、メバルなどが使われている。

 

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そして最後のメインディッシュは「鮮魚と蛤のフリカッセ」。フリカッセとは白い煮込みという意味。ブイヤベース風の一品だ。ハマグリのスープとがら海老のダシでさっと煮た高級魚のアコウとフグの切り身。

ハマグリがこれでもかというほど入っていて、その贅沢さにびっくり仰天。

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このあと、デザート、コーヒーと続き、お腹ははち切れんばかり。

デザートにシャーベットをチョイス。

デザートにシャーベットをチョイス。

 

ナティーク城山の中田幸男シェフは、箱根宮ノ下・冨士屋ホテルで修業を積み、 平成6年からナティーク城山で洋食料理長として腕を振るっている。

瀬戸内の豊かな海の幸に惚れ込み、ワインとの相性を考えたフレンチでもイタリアンでもない ジャンルにとらわれない『欧風瀬戸内料理』を創作。

以前に取材で2度ほど訪ねているが、プライベートで訪ねることを夢見ていて、今回やっと実現。

以前と変わらず、期待を裏切らない味でうれしかった。

 

お腹いっぱい〜、と言いつつも、部屋にもどって食後酒をいっぱい。

昼間、大三島の道の駅で購入したイチジクをつまみつつ、赤ワインを楽しむ。

このイチジク、小ぶりながら、適度な酸味がありオイシイ!!

外側が青いのに、中は真っ赤で、フルーティー。

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幸せを感じつつ、就寝。

旅はまだつづくのだ。

 

text by YUKO DOI

 

 

これまでの旅の過程は以下よりどうぞ。

1日目前半

1日目後半

2日目前半

 

 

 

5 Comments

  1. けい

    お魚の種類もお料理方法も多彩!
    素晴らしいところですね

    >福岡から愛媛って、どんな感じですか?
    しまなみ海道など、橋ができてからぐっと身近になりました。
    お遍路さんで出かける方も多いみたい(これは愛媛というか四国ですね)
    ただ、「旅行」なら京都や大阪に軍配が上がる感じでしょうか

  2. 順子 S.

    食後で 満腹時に記事を拝見したにもかかわらず 目から のどから 手が出そうなほど 美味しそうな お料理の数々、 新鮮な 瀬戸内のお魚ずくしで 贅沢ですね~。

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