道後温泉(愛媛・松山)〜鞆の浦(広島・福山)、しまなみ海道横断旅行/大三島・因島編③

旅の2日目は、道後温泉より「しまなみ海道」を通って、因島を目指す。

旅の1日目前半はこちらに。

旅の1日目後半はこちらに

 

「しまなみ海道」は四国・愛媛県今治市と本州・広島県尾道市を、瀬戸内海に浮かぶ6つの島と美しい橋で結ぶ道。

今夜の宿は、その「しまなみ海道」のなかの因島にあるオーベルジュ「ナティーク城山」。目当ては、瀬戸内海に育まれた地の食材を知り尽くしたシェフによる「欧風瀬戸内料理」なるものだ。

 

まずは道後温泉の「子規記念館前」(10:14)から、せとうちバスに乗車。

バスは出発すると、つづら折れの険しい山道をすすんでいく。
「テレビでやってる“路線バスの旅”みたいね〜」などと言いつつ車窓の景色を楽しむ。
今治港まで、このバスで行き、そのあとは船で因島の土生港まで行くつもりでいたのだが、同行のみっちゃんが
「実は大三島にある『大山祇神社』に行ってみたかったの。でも大山祇神社まで行くと、そのあと、因島まで行くのに、バスも船もうまく乗り継げない・・・。トランクもあるし、ガラガラ引きずりながら参拝するのも、なんだかねぇ〜。諦めたほうがいいよね」という。

なんでも大山祇神社は、由緒正しき神社で、宝物館の所蔵がすごいのだそうだ。

ほぼ食べることと飲むことにしか興味がないわたしと違って、みっちゃんはインテリ歴女なのだ。

 

このバスは、今治港を出たあとは、しまなみ海道に入り、大島、伯方島を通って、大三島の大山祇神社まで行く。
「え〜、せっかくなんだから、このバスで大山祇神社まで行っちゃおうよ。めったに来れる場所じゃないし、心残りがないように。あとはなんとかなるよ」とわたし。
というわけで、急遽、今治港下車はとりやめて、大三島の大山祇神社まで直行することにした。

 

神社を参拝するのに、荷物が邪魔だなぁ〜と思っていたのだが、幸いにも参道脇のお土産物やさんをのぞいていたら、荷物を預かってくれるという。
なんと親切な!!

旅先で親切にされると、本当にうれしい。

 

 

大山祇神社には国宝・重要文化材の指定を受けた武具類がどっさりある。源義経が奉納したといわれる鎧などもあり、見応えたっぷり。

あの源義経ですぞ。ほんまかい?!、って感じだけど、どうやら本物のようだ。
御神木のクスノキも立派!!

 

大山祇神社

大山祇神社

 

境内中央にそびえる天然記念物の大樟

境内中央にそびえる天然記念物の大樟

 

ゆっくり見学して、先ほどの土産物店に戻って荷物をピックアップ。

と同時に店先で「みかん大福」なるものを発見!

大福のなかにまるごとのみかんが入っているという。

当然これはMust  Buy!

そう、ここ大三島はみかんやレモン、柑橘類の宝庫。

まるごとみかんが入ったみかん大福。酸味と甘みのバランスがよくて、これ、すんごくおいしいですよ!!

まるごとみかんが入ったみかん大福。酸味と甘みのバランスがよくて、これ、イチゴ大福を超えているかも!!

 

このあと、どうやってホテルまでたどりつくか・・・。

ホテルに電話をかけたり、バスの時刻表を調べて出した結論は、大山祇神社からローカルバスで大三島バスストップまで行き、さらに「しまなみライナー」というバスに乗り換え、因島重井で下車。

ここからホテルのある土生港までタクシーで行くという方法。

タクシー代は2500円くらいとのことだが、二人で割り勘にすれば、それほどの負担でもない。

タクシーの予約もでき、バスが因島重井のバス停に到着したときは、すでにタクシーが待っていて、思ったよりスムーズにホテルに到着することができた。

行き当たりばったりでも、意外となんとか、なるもんだ!

というか、交通路を試行錯誤するのも、意外と楽しい。

 

 

因島は南北朝時代から室町・戦国時代にかけて芸予の海路を制覇し、その名を轟かせた水上水軍が拠点とした島。そして、現在は造船の島。海岸付近にはたくさんのドックが立ち並んでいる。そして「ナティーク城山」は、もともと造船会社の迎賓館として建てられた施設。

決してリゾートムードいっぱい、って感じの場所ではない。

それでもここにひかれるのは、おいしい料理が待っているから。

 

高台に建つナティーク城山のエントランス。

高台に建つナティーク城山のエントランス

 

 

 

 

海を見晴らす3階建てのプチホテル

海を見晴らす3階建てのプチホテル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

船内をイメージさせる吹き抜けのロビー

船内をイメージさせる吹き抜けのロビー

アルテミスと名付けられたスイートルーム

アルテミスと名付けられたスイートルーム

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

客室で一休みしてから、ちょっとばかりアイランドホッピングへ。

ホテルのすぐ下にある長崎桟橋から向かいの生名島へ行くフェリーがひっきりなしに出ている。

乗船料は往復で140円(安!)。乗船時間は片道3分ほど(短か!)。

港の乗船券売り場では

「なにしに行くの? 行っても別になんにもないとこやけど〜」と切符売り場のおばちゃまに言われた。

「なんか、巨岩があるって聞いたんですけど……」

「へぇ〜、そんなんあるの? 知らんけど」

「・・・・・・」

 

 

 

 

生名島へ向かうフェリーからナティーク城山を見た ところ

生名島へ向かうフェリーからナティーク城山を見た
ところ

通勤や通学に使われているフェリー。

通勤や通学に使われているフェリー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地元の人は知らないと言ったが、みっちゃんが調べたネット情報によると、生名島にはどこからやってきたのか、なぜそこにあるのか不明という、摩訶不思議な巨石(メンヒル)がいくつかある。

その一つが、港から歩いて5分くらいのところにあるというので、行ってみた。

 

 

 

 

存在自体が不思議な巨石

存在自体が不思議な巨石

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この岩は麓のほうにあったものだが、もっと山の上のほうにもいくつかあるらしい。

こんなにでっかい岩を、誰がなんのために、どうやって運んだのだろう。

宇宙人の仕業かしら、なんて思いつつ、生名島観光を終了し、またフェリーに乗ってホテルまで戻った。

 

ひと風呂浴びれば、そろそろディナータイム。

その前に、テラスで食前酒だ。

 

 

 

テラスでスパークリングワイン!!

テラスでスパークリングワイン!!

 

行き交う船と刻々と色が変わる空を眺めるひととき

 

 

地元の人々の足として行き交う船と、刻々と色を変える空や海を眺めながら、スパークリングワインを味わう。

そして、いよいよ待ちに待った夕食。

 

つづく。

 

Text by YUKO DOI

4 Comments

  1. nobuko

    うわ~、楽しんでますねえ。

    大山祇神社は行きましたとも~ご朱印もいただきました♪
    ご神木のクスノキ、うねるような木肌ですごい迫力でしたね。

    しかし、美味しそうな旅をしているなあ~!

  2. yuko

    nubosoさん
    今まで取材で、しまなみ街道は何度か行っているのですが、いつも広島空港でレンタカーというパターンでした。今回は逆の四国側からのアクセス。しかも公共交通機関で。どうやって行くか悩むのも、旅の楽しみのひとつですね。

  3. けい

    行った先で悩むのも旅の醍醐味ですね
    ひとりだと行かないようなとこもふたりだと行ける
    女子旅楽しそうです(≧ω≦)b
    大山祇神社わたしも行ってみたい

  4. YUKO

    けいさん
    福岡から愛媛って、どんな感じですか?
    近そうな気がするけど、そうでもないのかな?
    宇和海をわたったら、すぐって感じもします。

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