赤沢温泉郷 − (2)赤沢スパ

「赤沢迎賓館」のチェック・インは3時でチェック・アウトは12時。でも、私たちがチェック・インした時間は12時半。実は到着日の「赤沢スパ」でのエステの予約が1時からだったからである。

 

今回の宿泊プランは、主人も一緒にエステが楽しめるように、男性でも気楽にエステが受けられるという「お気軽エステプラン」で申し込んであったのだ。このプランだと、頭のマッサージを中心に、首、肩のラインもケアしてくれる「クリームバス(40分)」か、「フットマッサージ(40分)」のどちらかが選べるのだ。

エステ付きの宿泊プランにすると、「赤沢スパ」はチェック・イン前でもチェック・アウト後でも無料で好きなだけ使えるのだ。でも、宿泊者でなくても「赤沢スパ」の入館料、平日2500円、土日祝日3000円を払うと、プール棟にある海洋深層水プール、寝湯、高温サウナ、水風呂、海洋深層水の足湯などのスパ施設が利用できることになる。

 

「赤沢迎賓館」と「赤沢スパ」は長い渡り廊下でつながっている。ガラス張りのゆったりとした廊下から良く手入れされた庭が見える。大きな夏みかんの黄色が鮮やかだ。宿泊客の持つルームキーで、廊下のつきあたりの戸を開けると、そこは木のぬくもりが感じられる「赤沢スパ」だ。

 

「赤沢スパ」では水着を借りることも出来るが、私たちは水着を持参。DHCの製品がたくさん置かれているロッカールームで着替え、シャワーで体を洗ってスパの奥に入る。足湯の傍に、なんとも宇宙的なドームがある。「赤沢スパ」のシンボルの「ヒーリング・ドーム」だそうだ。ここにはラウンジ・チェアも置かれているから、ヒーリング・パワーを感じながら休憩できるという意味なのかな?

 

 

エステ予約の受付へ。担当のエステシャンが待っていてくれ、事前の体調チェック。そして個室に案内される。やわらかい照明で既に心が和まされる感じ。水着からスパ用の下着に着替えてベッドの上に横たわると、温かい大きなバスタオルが体にかけられ「クリーム・バス」のマッサージが始まった。気持ちがよくて、マッサージが始まるとすぐに寝てしまったようだ。気がつくと、40分が過ぎていた。

 

「エステ」という言葉に、多少、抵抗感を感じていたらしい主人と、エステ初体験の娘も、とろけるような、ぼーっとしたような表情をして、それぞれの個室から出て来た。気持ちが良かったに違いない。癒しとリラクゼーションの素敵な始まりだ!

 

夕食までたっぷり時間があるので海洋深層水プールへ。広いプールを順路に沿って歩くだけで、アクア・エクササイズが出来るようになっている。

まずは、プールの底が軽くでこぼこになっている通路を歩いて、足の裏を気持ちよく刺激することから。通路のサイドからはジェット噴流が吹き出しているので、歩きながら体が気持ちよく刺激を受ける。さまざまな高さでジェット噴流が吹き出ているが、やはり気持ちの良いのは腰と肩のあたる噴流だ。

 

私が一番気に入ったのは、プールの底から吹き出るメガジェット噴流。お腹にあてると、ジェット噴流で体が浮き上がり、まるで空中遊泳の気分。子供のように何度も何度も浮き上がってしまった。ちょっと洞窟っぽい中に入ると、そこは滝の下にいる気分。これは主人のお気に入りだった。寝湯も気持ちよくウトウトしてしまうほど。温泉ってやはり究極のリラクゼーションだと実感。勿論、ただ温泉につかるだけでもリラックスするが、温泉施設を活用したエステやタラソセラピーは更に満足感が高い。

 

トレイナーの指導で、プールで浮き輪をつけて、大の字スタイルで目を閉じて静かに浮いている人がいる。「禅を組むよりも、もっと簡単に頭をからっぽに出来る方法かもしれないな〜!」と、見る人に思わせるほど、その人は気持ち良さそうに浮いていた。

 

プールの2階エリアでは、時間帯によって異なるハーブオイルを使ったサウナを楽しむ事ができる。サウナの担当者に薦められ、ローズマリー・オイルのサウナを体験することにする。もともと、サウナはそれほど好きではない。サウナに入ってもあまり汗がでない体質でもあるし、閉所恐怖症気味の私はどうもサウナの雰囲気が苦手なのだ。それでも「赤沢スパ」でサウナを試してみる気になったのは、薦めてくれた担当者が愉快だったし、部屋がガラス張りだったせいもあるかもしれない。

 

サウナの担当者がお湯が入っているらしい大きな器を持ってきた。その中にローズマリー・オイルを垂らすと、サウナ中がローズマリーの香りに包まれる。「では、始めます!」と、担当者が大きなタオルを持ってきた。何が始まるのかよくわからないうちに、担当者はタオルを両手で持ち、私に向かって風をおこすようにふりあげた。タオルが振り下ろされた瞬間、ローズマリーの香り一杯の熱風を体全体に感じた。熱風が過ぎ去ると、汗が吹き出ていた。この熱風を何回か浴びると、不思議と汗たっぷりとなり、気分もすっきりする。それにしても、最初の熱風体験は息が止まるかと思う程、熱かったですけどね。

 

リラックスし始めるとお腹もすいてきた。今夜の夕食が楽しみだ。

 

日本全国、至る所に温泉がある。実家が東京である私にとっては、伊豆は近くて便利だ。おまけに伊豆には海もあれば山もある。

 

15年近く前だろうか、化粧品、健康食品等の総合メーカーであるDHCに勤務していた友人に誘われて「赤沢温泉ホテル」に泊まった。ファミリー・フレンドリーな施設とサービスが気に入り、日本に里帰りする度に滞在する我が家の温泉宿になった。当初、ホテルのプールを露天風呂よりも気に入っていた娘も成人し、今では大の温泉好きだ。

 

初めて「赤沢温泉ホテル」に行った頃は、DHCの社員用施設の割合が高く、平日、部屋が空いていれば、一般客も受け入れるという感じだった。

 

「赤沢温泉ホテル」を2001年に正式に一般向けに開業したのを皮切りに、DHCは赤沢温泉郷一帯を「癒しと健康」の一大リゾート化計画を進み始めた。「赤沢日帰り温泉館」がホテルに隣接して建てられ、2008年に「赤沢スパ」、そして2009年に「赤沢迎賓館」がオープンしている。

 

「赤沢迎賓館」は子供連れでは宿泊できない。真に「大人の隠れ家」的雰囲気をもつ温泉旅館だ。我が家でも娘が成人し、ようやく「赤沢迎賓館」に宿泊できるようになったと言うべきなのだろう。それでも長年泊まり慣れた「赤沢温泉ホテル」の魅力も捨てがたい。主人と娘は「赤沢迎賓館」での高級懐石料理に感激しつつも、「赤沢温泉ホテル」の海の幸、山の幸が盛り沢山の「朝食バイキング」が今回は食べられなかったことを、至極残念に思っているようである。それなら、次回は「赤沢迎賓館」の宿泊プランの一つ、「ホテルと迎賓館連泊プラン」にして、私は「赤沢スパ」で「乾燥&小じわコース」や「美白コース」のエステプランを頼めば……「完璧」になると、一人でほくそ笑んでいる。    (スナイダー純子)

 

海洋深層水・赤沢スパ http://top.dhc.co.jp/akazawa/akazawanosato/akazawaspa.html

赤沢迎賓館  http://top.dhc.co.jp/akazawa/geihinkan/index.html

赤沢温泉ホテル http://top.dhc.co.jp/akazawa/hotel/index.html

 

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