蒲鉾放浪記⑪ 北海道利尻島名産「たちかま」。原材料は白子

今回は、テレビを見て(秘密のケンミンSHOWだったかな・・・)、食べたい衝動にかられ、お取り寄せしました。

なのでタイトルとは異なり、放浪しておりませんが、あしからず。

 

北海道の利尻島といえば、利尻富士や高山植物、それにウニや昆布で有名な島です。

そして冬限定の名物が「たちかま」です。

 

「たちかま」とは、スケトウダラの白子(タチ)を練り、塩だけでかまぼこ風の食感にしたもの。もともと、家庭で作られていたものだそうです。

白子と塩を練ったものを丸めて、湯で煮て作るらしく、見た目はモッツァレラチーズみたいです。

 

スケトウダラの白子は一般的には「スケコ」と呼ばれるそうですが、北海道では「タチ・タツ」(すけだち・まだち)、青森県では「タヅ」、岩手県、宮城県では「きく・きくわた」、秋田県、山形県、福井県では「だだみ」。京都では「雲子(くもこ)」と呼ばれます。

スケコっていうのも、おもしろいですが、スケダチとかクモコとか、ユニークな呼び名ですね。

 

白子もかまぼこもワタクシの好物ですから、知ってしまったら最後、これを食べないわけにはいきません。

さっそく、ネットでお取り寄せしました。

 

 

 

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価格:900円
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感想(26件)

 

 

 

注文して2日後に冷凍便で送られてきました。

1袋200グラム入りで900円。北海道からですので、送料がちょっと痛いですが、利尻島まで買いに行ったと思えば、許容できる金額です。

 

冷凍便で送られてきます。

こんな感じで届けられます

一袋200グラム入りで900円。

 

 

袋の裏の原材料名のところを見ると

「すけとうだらのたち(北海道産)、食塩」と書いてあります。

「赤穂の塩以外一切の添加物を使用しないで仕上げるためには、タチがとびきり新鮮であることがなにより問われます。そのため製造期間や数量に限りのある珍味中の珍味です」とも書いてあります。

 

最近スーパーで売られている白子はアメリカ産が多いのですが、贅沢に北海道産のものを使っているのですね。そして、白子以外はシンプルに塩のみ。

それも「赤穂の塩」だとか。

 

お召し上がり方のところを読むと、

「バター焼き・フライ(水気を切り胡椒をふって)・お吸い物・味噌汁などの椀種に・湯どうふ・寄せ鍋などの鍋物に」

と書いてあります。

 

解凍して、蒲鉾みたいにそのまま切って食べられるのかと思っていたのですが、そういう食べ方は推奨されていませんでした。残念。

匂いをかぐと、ちょっと独特の生臭みがあるので、そのまま食べるのにはむいていないのかもしれません。

きっと作りたてなら、そのままでいけそうです。

 

1袋に5コ入っています。解凍したらイワシかアジのつみれのような感じです。

1袋に5コ入っています。解凍したらイワシかアジのつみれのような感じです。

 

 

鍋種にして食べるのが間違いなさそうですが、それでは面白みに欠けるので、何パターンかの料理を試してみました。

 

最初は無難にバター焼き。

 

発酵バターで焼いてみました。

発酵バターで焼いてみました。

 

ぶるん・ぶるんといった不思議な、今まであまり食べたことのない食感です。

かみしめた後、鼻の奥のほうから白子の風味と香ばしいバターの香りがぬけます。ただし、塩気がかなり強い。

バター醤油で食べてみたかったけど、醤油を加えると塩分過多になってしまうので断念しました。

 

次に試したのはお吸い物椀種として。

 

椀種として湯がくと、色が少し白くなります。

椀種として湯がくと、色が少し白くなります。

 

「たちかま」の強い塩分を考慮して、吸い物のだしを昆布でとり、薄味に仕立てました。アスパラの穂先と、ゆずの皮で、甘みと爽やかな香りをプラスしてみたところ、これはなかなかいけました。

 

さらに変化球で春巻きに。

「たちかま」を半分にカットして、春巻きの皮の上に半分ずつ並べておき、くるくると巻いて油で揚げてみました。

 

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山椒をふってアクセントに

山椒をふってアクセントに

 

 

外側パリッ、中ふわぁ。お酒のつまみになります。

 

 

そして最後はアヒージョ風にしてみました。

 

小鍋にオリーブオイルをたっぷり入れ、ニンニク1かけと唐辛子を入れ、低温でじっくり加熱して、ニンニクの香りを抽出します。

そこに半分にカットして、火を通しやすくした芽キャベツを入れ加熱。芽キャベツに火が通ったら、半分にカットした「たちかま」を入れ、焼き色がつくまで加熱します。

調味料は一切不要。たちかまの塩分が、芽キャベツの甘みをひきたててくれます。

個人的には、この食べ方が一番好きだったかも。

 

ガーリックの風味がアクセントに

ガーリックの風味がいい感じ

 

珍味というだけに、ちょっとクセがある「たちかま」。

今度は別のメーカーのものを取り寄せて食べてみたいです。

いやいや、現地で、作りたてを食べてみたい!!

きっと、もっと、すごくおいしいに違いありません。

 

リポート/かまぼこ大使のYUKO

 

 

 

 

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感想(17件)

5 Comments

  1. nobuko

    白子のかまぼこ?! 白子ってかまぼこに出来るんですか?

    ああそうか、タンパク質だから固まるか。

    へー、それは珍味ですね。アヒージョ風が美味しそうです!
    しかし、いろいろアレンジしてみましたね。エライわ~!
    これは食べてみたいかも。お酒に合いそうです。

  2. yuko

    nobukoさん
    家庭で作る場合は、白子をザルのようなもので裏ごししてから、片栗粉と塩を入れてよく練り、丸くまとめて湯がくそうです。
    できたては、わさび醤油とかで食べてもおいしそうです。
    でも、塩分がとても強いので、調理の仕方は要注意です。
    料理の仕方をWEBなどで確認したら、バター焼きも薄く切ったものを調理していました。薄切りににして、セロリやアスパラなど、野菜と一緒に炒めたほうがよかったかもです。
    でも、やっぱり生の白子のほうが好き!!ですね。

  3. yuko

    けいさん
    はるまきもなかなかグッドです。
    今度は小さく切って、ワンタンの具にしてみてもいいかな、と考えています。
    お取り寄せは、注文する時、届くのを待つ時間、食べ方を考えるとき、と楽しい時間が長く続いていいですよね。

  4. りーたん

    わ~、いろいろなレシピ参考になります。
    思いもつかない調理法を教えてくれてありがとう~♪
    芽キャベツと併せるニンニク風味のアヒージョが美味しそう~
    ワインにぴったりですね!

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