沖縄 市場本通り&牧志公設市場

「国際通り」は、観光客向けの土産物屋や飲食店が立ち並ぶ、那覇一の繁華街。

しかし、戦前は畑の中に細い田舎道があるだけの場所だったとか。

沖縄戦の大空襲で民家がほとんど焼け、市街地は米軍により差し押さえられ、行き場をなくした人々が、市街地のハズレにあった、現在の国際通り近辺に住むようになった。自然発生的に闇市が広がり、繁華街へと姿を変えた。

戦後の焼け野原から目覚しい発展を遂げたこと、長さがほぼ1マイル(約1.6㎞)あることから、「奇跡の1マイル」と呼ばれている。

「国際通り」という名前は、戦後この場所に「アーニーパイル国際劇場」という劇場がありとても有名だったことから、国際通りと呼ばれるようになったそうだ。

沖縄の真夏の光線のごとく、街の歴史もまた光と影のコントラストが強い。

 

沖縄旅行の最終日に、必ず立ち寄るのが国際通りから分岐するアーケード街。

平和通り、むつみ通り、市場本通りと3本のアーケードが並び、通りを進んでいくと、中でつながりあい、有名な第一牧志公設市場もある。

奥に進むほど、迷路のようになり、どんどんディープな感じが深まる。

 

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かまぼこなどの練り物好きな私が、ここに来たら毎回立ち寄るのが、市場本通りを国際通り側から入ってすぐのところにある「マーミヤかまぼこ」。

 

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グルクンやイラブチャーといった近海魚のすり身と全卵を混ぜ、コクのある味わいに仕上げたかまぼこ。まん丸のかまぼこの中に炊き込みご飯が入った「じゅーしーかまぼこ」をはじめ、もずくやアーサーが入った沖縄らしいかまぼこがたくさんある。

 

 

試食用のたらし揚げ

試食用のたらし揚げ

黒米や炊き込みご飯、ゆで卵などが入ったまん丸のかまぼこ

黒米や炊き込みご飯、ゆで卵などが入ったまん丸のかまぼこが名物

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

市場本通りの両側にはサーターアンダギーをはじめとする沖縄独特の甘味を販売する店や、氷やアイスクリーム、Tシャツ、お土産ものなど、さまざまなショップが並んでいる。

 

 

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いろんな種類があるサーターアンダギー。

いろんな種類があるサーターアンダギー。

 

 

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マンゴーを販売する青果店もポツポツとあるが、ひときわお客さんが多いのが牧志公設市場のすぐ近くにある小禄商店。

 

沖縄県産のマンゴーやパイナップルを販売。地方発送も行う。

沖縄県産のマンゴーやパイナップルを販売。地方発送も行う。

 

マンゴーが飛ぶように売れていく

マンゴーが飛ぶように売れていく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アーケードの下をわがもの顔で散歩するネコ

アーケードの下をわがもの顔で散歩するネコ

 

 

 

小禄商店の脇に第一牧志公設市場の入口がある。

魚、肉、野菜、加工品・・・沖縄のあらゆる食材を販売するこの市場は、エネルギッシュで、まさにアジアの市場。

なにより、魚の色彩が本土のものとはまるで異なる。

 

ペンキを塗ったような顔の魚

ペンキを塗ったような顔の魚

 

 

夜光貝

夜光貝

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沖縄そば、出汁、かまぼこなどが揃う。

市場のすみっこで見つけた沖縄そばの店。麺、出汁、かまぼこなどを買えば、自宅で手軽に沖縄そばが味わえる。

 

 

 

私はまだやったことがないが、市場で魚介を買って、2階の食堂に持っていくと、その場で調理して味わえるシステムになっている。

 

再び市場通りに戻り、ぐるぐる散策。

大きな鰹節店を発見して思わず立ち止まる。

沖縄料理には鰹節をよく使うことから消費が多く、さまざまなカツオ節が販売されている。カツオ節そのものは鹿児島産のものだそうだ。

「この糸削りは血合いの部分が入っていないので、おいしいよ」

試食させてもらうと、なるほど香り高くておいしい。

 

鰹節やもずくを販売する「松本商店」

鰹節やもずくを販売する「松本商店」

 

 

 

でも、空気がたくさん入ったビニール袋にカツオ節が入っているのをみて「こんなにかさ張るのは持って帰れない」というと、「ペッタンコの真空パックにできます」と。

それなら、ということで買うことに。

そのままお浸しの上などにかけて食べる用、出汁用などを買ったところで、お留守番をしている愛猫のことを思い出した。カツオ節が大好物なのだ。

「あの~、血合い抜きとか、そんなに上等なんじゃなくていいんですけど~。うちの猫、カツオ節大好きなんですけど」とたずねると、

「それなら、この業務用のがいいですよ」とお徳用袋をすすめられた。

「こんなにたくさんはもって帰れない」というと

「半分でも大丈夫ですよ。冷凍庫で保存するといいですよ」と。

なかなか勧め上手だ。

「じゃ、お願いします」というと、なんと、その場で節から削ってくれた。

 

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カツオ節削り器

カツオ節削り器

削りたてのカツオ節。いい香りが立ち上る

削りたてのカツオ節。いい香りが立ち上る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

削れるのを待っている間にも、地元の人が「○○g削っておいて」とか注文していく。

最初は、「なにも沖縄でカツオ節買わなくても、どこでも買えるよ~」と思ったけど、なんだか楽しくなってきた。

やっぱり地元の生活に密着しているものは魅力的だ。

(帰ってから愛猫ヘッケルにこのカツオ節をあげると、いつものパックのとは食べっぷりがまったく違った。かなりお気に入りのようだ。)

 

さらにぷらぷら歩いていると、ならやら黒いレンガのような塊を発見。

黒糖だ。

 

沖縄県産の黒糖

沖縄県産の黒糖

 

 

黒糖はみっちりと固く、ハンマーで砕いて販売。

 

買い物の仕上げには、露天のおばあさんからと、マンゴーを販売している小禄商店から沖縄野菜を購入。

私が買ったものはハンダマ(金時草)、ナーベラ(へちま)、シカク豆、島ラッキョウ、グラパラリーフなど。もっともっと買いたかったけど、持ち帰るのには限界が・・・。

 

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島野菜を料理し、泡盛があれば、自宅で沖縄の旅の余韻に浸れるというものだ。

 

(土井ゆう子)

 

 

 

 

 


2 Comments

  1. kaoru

    沖縄の旅、楽しそう!
    旅の最後のお土産ショッピングが充実していると、満足感もひとしおですよね。
    市場もエキサイティング!去年行った、タイの市場を思い出しました。
    黒糖やカツオブシなど、どれも魅力的ですね~。

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