冬の軽井沢で出会った絶品野菜料理その2

冬の軽井沢で見つけた、麗しの野菜料理レストランの続きです。

1981年に創業した、軽井沢では古株の「軽井沢ホテルロンギングハウス」

施設内にある、「野菜がおいしいレストラン」は、

宿泊しなくても、朝食、ランチ、ディナーがいただけるとあって

日帰りの旅でも気軽に立ち寄れるのがうれしい。

大きなガラス張りの窓からは、敷地内に広がる林や

軽井沢の目印、離れ山などが一望でき、まさに自然と一体化した感じ。

テーブルの上には、地元農家から届いた本日の野菜が

イラスト入りで書いた可愛いカードが。

本日の野菜が書かれたカード。

本日の野菜が書かれたカード。

 

 

さて、ランチに訪れた私たち夫婦は、

カレーセット(1800円)とランチコース(2800円)をチョイス。

軽井沢でカレー?と最初はちょっと疑問だったけど、

目の前にきたそれは期待を大きく上回る、

見目麗しい、お味も感動もののカレーセット。

地元農家の野菜たっぷりのサラダと赤&グリーンカレーセット。

地元農家の野菜たっぷりのサラダと赤&グリーンカレーセット。

 

ガラスの器に入ったサラダは、すべて軽井沢の地元農家産で、

「御代田町のむつこさん」から届くオーガニック野菜

「北軽井沢の小林さん」の露地栽培キノコ」など。

ピンクのうずまきビーツや紫カブ、黄金カブなどのカラフルな野菜に

オリーブオイルとナッツが入ったドレッシングが超美味!

カレーの雑穀米の上にも、ゆでで軽く下味をつけた

カブやダイコン、ジャガイモ、ラデッシュ、原種エノキなどがこれでもかと

いうくらいゴロゴロとのっている。

カレーはレッドとグリーンの2種で、どちらもほどよくスパイシーだが

辛すぎず、マイルドで食べやすい。

一方、ダンナが注文したランチコースは、

同じくたっぷりのサラダに、メインは蓼科高原ポークか信州サーモン。

ダンナはもちろんポークをチョイス。付け合せはゴロゴロの野菜と野菜ソース。

パンも自家製で、人参やカボチャ、ホウレンソウなどが入った

色鮮やかで温かいテーブルロールが4種類も!

ランチコース2800円のメインはポークで。

ランチコース2800円のメインはポークで。

野菜やフルーツ、ナッツを使ったデザート。

野菜やフルーツ、ナッツを使ったデザート。

 

そして食後のデザートで、もう完全にノックアウト!

加藤俊之がシェフ直々に持ってきてくれたデザートは

見た目はちょっと地味な色合いだが、味はすごく濃厚で

「すべて卵や乳製品、精製糖を使っていない」とか。

コクのあるチョコレートムースや爽やかなベリーのムース、

ナッツとホウレンソウのパウンドケーキなど

野菜やフルーツ、ナッツを駆使したデザートは、

ムースに使うゼラチンは植物由来のベジタブルゼラチンを使い、

チョコレートもオーガニックのカカオを使うなど徹底したこだわりよう。

 

加藤シェフと地元農家の金田さん。

加藤シェフと地元農家の
金田さん。

 

 

最近は、都内でも野菜を売り物にしたレストランが多く、

ちょっとしたことでは驚かないし、実は少々辟易ぎみだった。

でも、ここ軽井沢でこれほど野菜の種類を揃え、自在にアレンジしながら

かつ美しく、美味しい料理に出会えるとは、本当に驚き。

聞けば、加藤シェフは野菜ソムリエの資格ももつベジタリアンで、

ベジタリアンやアレルギーの人が行けるレストランが意外と少ないことから

普通の人と一緒に楽しめる店を作りたいと、メニューを考案。

ここでは、前菜からデザートまで、すべてのメニューに卵、乳製品、精製糖を

使っていないので、一般の人はメインにお肉や魚を選び、

ベジタリアンやアレルギーのある人は、「季節野菜の恵み」という

20種類以上もの地元野菜を使った料理を選べば

どんな趣向の人も一緒に楽しめると好評だ。

 

 

20種類以上の野菜が楽しめる「季節野菜の恵み」

20種類以上の野菜が楽しめる「季節野菜の恵み」

 

ディナーのメインとして選べる「信州産オーガニック野菜の恵み」は、

黄金カブ、あやめ雪(カブ)、ゴールデンビーツ、シャドウグリーン(ジャガイモ)

紅くるり(大根)、ロングスカーレット(ラデッシュ)、紫カブ、緑ダイコン、

下仁田ネギ、黒ダイコン、ロマネスコ、原種エノキなど

カラフルで聞いたこともない珍しい野菜が20種類以上も!!

それらはゆでてから素揚げしたり、蒸したもの、生のままなど

食材に応じて丁寧に下ごしらえしてある。

添えられた4種のソースも、ホウレンソウ、パプリカ、

バターナッツスクワッシュ(カボチャ)、赤ビーツのピュレを

それぞれオリーブオイルでつないだものと野菜づくし。

「ベジタリアン」や「野菜が大好き」なひとはもちろん、

「ベジタリアン」に少々偏見がある人も、

単においしくヘルシーなものが食べたい人も。

軽井沢だからこそ出会えた、誰もが満足し、心満たされる

素敵なレストラン。機会があればぜひお出かけくださいませ。 

「軽井沢ホテルロンギングハウス」 野菜がおいしいレストラン

http://longinghouse.jp

 

(小林 薫)

3 Comments

  1. junko

    日本って農業にしても真剣に芸術の域に野菜を作り上げますね。日本の食文化のレベルが高いのは、それを支えている農業をやっている人たちのプロ意識が高いからなんでしょうね。日本の野菜や果物はアメリカに比べると高いですが、高いだけのことはあると、いつも思わされます。

  2. kaoru

    ベジタリアンの料理というと、味気ない、薄味、華がないなど
    ちょっと地味なイメージだけど、ここはそんなことない!
    アートのような野菜の美味しさに、感動すること請け合いです。

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