石川・加賀温泉郷 ギネスブック掲載実績あり⭐️1300年の歴史ある老舗ハイクラス温泉旅館で特選懐石♪加賀の美食&温泉堪能」
1人・一泊二食付で10,000円
という共同購入クーポンを利用しての温泉旅行。
チェックインして、客室に入ったところまでは、前編でご報告。
ここまでは、お値段以上の〜♫ とウキウキ気分。
じゃぁ〜、食事の前にひとっ風呂浴びて、と思って浴衣を着てみると、なぜか丈が短くてバカボンの着物みたいにツンツルテン。
そういえば部屋に案内されたとき、
「浴衣のサイズ大丈夫かな? 私、幅の広いやつじゃないと合わないと思うんですけど・・・」って、客室係りのお兄さんに聞いたんだった。
お兄さん、私のほうをチラリと見て「大丈夫ですよ」って言いきった。確かに幅は大丈夫だったけど、丈がバカボンだったとは・・・・。
私はまぁいいか、と思ったけど同行の友達はちょっと恥ずかしそう。
大浴場へ行く途中、二人でフロントに寄って
「浴衣、ツンツルテンで、こんなんなんですけど・・・。もう少し丈の長いのに変えてもらえませんか」ってお願いした。
フロントのお兄さん、二人のなりを見て「そうですね」と納得し、別の浴衣を部屋に入れておいてくれると言った。
「じゃ、よろしくね」と言って、温泉へ。
そろそろ夕食が始まる時刻だからか、大浴場は私たちのほかに先客が二人ほど。その人たちもすぐにあがって、貸切状態。ラッキー!!

広々とした浴槽にサウナもついている。

露天風呂
こちらは露天風呂。当日は生憎の雨。ちょっとでも屋根が付いていれば、入浴できたんだけど、まったく屋根がないので、残念ながら写真を撮っただけで入れなかった。
なんでも敷地内に自家源泉が3本あるとか。
無色透明のサラリとした湯だったけど、体の芯までポッカポカに温まった。
なんでも敷地内に自家源泉が3本あるとか。
無色透明のサラリとした湯だったけど、体の芯までポッカポカに温まった。
部屋に戻ると、ちゃんと浴衣が届いていた。
浴衣を着替えて、いざ、食事処へ。なんといっても、今回のクーポンは
新料理長を就任を記念して一番人気のお部屋で
特撰懐石が楽しめるお得プラン登場♪
なのである。
でも、1万円ポッキリなんだから期待しすぎないほうがいい。
食事処へは部屋を出て、エレベーターで1階まで降りて、また別のエレベーターに乗って4階まで上がる。
だだっ広い畳敷の広間に、ダイニングテーブルがずらりと並んでいる。テーブルのところに名前が張り出されいるので、自分の名前のところに座る。
テーブルの上にはすでに食事がセットされている。
あ〜、こういうの嫌だな、と少しばかり気分が萎える。

夕食はこんな感じでテーブルの上にセットされていた
メニューは
食前酒 梅酒
先付け 胡麻寄せ豆腐
前菜 げしこおろし和え
お造り 5種盛り
焼き物 真鯛と帆立の能登いしる焼
焜炉 蟹のしゃぶしゃぶ
洋皿 烏賊と太海老雲丹ソース掛け
蓋物 金時草饅頭
酢物 蟹身と加賀野菜の特製だれ
食事 加賀米
止椀 清汁仕立
香物 盛合せ
水菓子 五郎島ぷりん

真鯛と帆立の能登いしる焼。テーブルの上の焜炉で温めてからお皿に盛り付けてくれる。
テーブルの上に並んでいるのはメニューのすべてではなくて、さすがにお造りや椀物は、食べる速度に合わせて、その都度運んできてくれる。
また固形燃料が駆使されていて、焼き物やしゃぶしゃぶ用の鍋は、すでにセットされているけど、固形燃料で温めて、熱々で食べることができる。
実をいうと、ワタクシ、旅館の食事でよく使われる固形燃料というのが大嫌い。
炭火っていうなら風情があるんだけど、目の前で固形燃料にチャッカマンで火をつけられると興ざめしてしまう。でも、それはそこそこの宿泊料をとる旅館でのこと。今回は、値段が値段なので固形燃料も許容範囲ですよ。
食事のサービスをしてくれるのは、ほとんどが若い外国人(たぶん中国の方)らしきスタッフ。
言葉はたどたどしいけど、にこやかに一生懸命サービスしてくれるので、気持ち良く食事が楽しめた。
最初、テーブルの上に料理がずらっと並んでいるのを見たときは、「やっぱり、こんなもんか」と思ったし、『蟹のしゃぶしゃぶ』ってお品書きに書いてあるけど、「身のやせた蟹の足が2本入っているだけじゃん」と思ったし、「前菜はちまちましてて何食べてるかよくわかんない」と思ったけど、食べているうちに、お酒もいい具合にまわって、「そんなに悪くないじゃない」と思えてきた。
部屋に戻るとお布団が敷かれていた。縁側の掘りごたつで、友人持ち込みのワインと山中温泉で買ったかまぼこでプチ二次会。
温泉とお酒効果で、墜落睡眠。
朝風呂も堪能して、すっきり爽やか。
ちなみに朝食はこんな感じ。
ここでも味噌汁にカレイの干物を焼くのにと、固形燃料が大活躍。

オーソドックスな和朝食

一夜干しカレイ。これはけっこうおいしかった!

味噌汁
チェックアウトは11時なので、朝もゆとりがありました。
玄関で記念撮影をして、宿の送迎バスで粟津温泉駅まで送っていただいた。
で、今回の滞在の総括です。
温泉はとってもよくて、友人と楽しい時間を過ごすことができた。この歳になると、旅も女友だちと行くのが一番!!
施設の古さや食事の内容がそれなりなのは否めないが、価格とのバランスを考えれば大変価値があったかと。天気が悪くて、庭の散策ができなかったけど、立派な中庭を散策できれば、もっとよかったかも。
ちなみに今回、ポンパレでクーポンを購入したけど、帰って見てみたら、他の旅行サイトでも一万円前後のプランが出ていた。
例えば一休で「スプリングセール 1名で10,000円〜」「平日限定 一人9250円〜」など。もちろん2食付き。
詳細にはわからないけど、共同購入だけがすっごくお得ってわけでもないのかも。
ところでこうした温泉旅館に宿泊して、いつも考えてしまうのは、1万円の予算で3回宿泊するのと、3万円のところに1回泊まるのでは、どちらに価値があるか?
みなさんはどう思いますか?
本当は3万円のところに3回泊まりたいけど、諸事情が許さない。
そんなことをあれこれ思いつつ、また共同購入のサイトを見るのを楽しみにしている今日この頃です。
YUKO DOI
1万円で2食ついて女友達とお酒を飲みつつ一晩おしゃべり
それって天国じゃないですか!
わたしは1万円のところに3回行きたい派です
露天風呂ちょっとでも屋根があると入れるのに
残念でしたね
お風呂はなかなか良さそうですね。
私は、前回見た外観が好みなのでこれで10000円なら買いかもしれない。
>目の前で固形燃料にチャッカマンで火をつけられると興ざめしてしまう。
コレちょっと、目からウロコでした。
確かに、固形燃料の小鍋って「美味しい~~!」と感心した記憶がないです。あーそうか、私も好きじゃなかったんだアレ。
アレって、鍋の味がしないんですよね何食べても。
はーそうか。
けいさん。
ほんと、女同士で気楽な旅って、一度やるとクセになります。
今回の旅は露天風呂とせっかくのお庭に出られな方のは残念でした。
NOBUKOさん
宿泊代1万円ですから、贅沢いっては申し訳ないのですが、私はどうも固形燃料と、食卓に料理が全部ばぁ〜って並んじゃってるのは、苦手なんですよね。
ところで今回のクーポン、募集のときのコピーが下記でした。
◆伝承1300年の老舗ハイクラス旅館「法師」より
新料理長を就任を記念して一番人気のお部屋で
特撰懐石が楽しめるお得プラン登場♪
これって「一番人気のお部屋で料理が楽しめる」って読み取れませんか?
つまり部屋食だというふうに。
実際には大広間での食事だったんですけどね。