今年も月餅、中秋節

旧暦(農暦)に基づいて行われる行事は年により早かったり、遅かったりする。昨年の中秋節は新暦9月30日。今年はぐっと早くて、新暦9月19日。
中国では中秋の前日を「迎月」、当日は「賞月」、翌日を「追月」と呼ぶそうだ。「賞」の字はそのまま「鑑賞する」の意味だろうな。
これはガラケーで撮った「賞月」です。きれいだった!

20130919月

広東語の先生の説によると、いちばん月が丸いのは翌日の追月だとか。
そんな話の合間に「はい」と月餅を渡された。香港の実家から10個送られてきたので1個おすそわけしてくれるそうだ。
やったー!
「ミニサイズだから、中の卵はひとつ」
中国で食べる月餅のほとんどには、ハムダンという塩漬け卵の黄身が入っている。入ってないのは安いんだそうだ。
中秋の時期、香港の多くのお菓子屋さんで月餅が並ぶが、店によってはすごく油がきつい。
これまた先生の説だが、箱がレトロ中国っぽくてつい買いたくなる「榮華」のは昔風だからすごく脂っこい。どこの駅でも見かけるチェーン店では「美心(maxim)」「奇華(kee wah)」のは外れなしとのこと。
中秋の香港で月餅を買うときは思い出してほしい。
今回いただいたのは、奇華のほうだった。ちょっと四角っぽくて、1辺が7~8センチくらいだ。

20130919月餅

「切って食べてね」
はーい。
私は甘いものはあまり得意じゃないし、小さくてもひとりでは持て余す。
甘いのが好きな人ならミニサイズ1個は楽勝かもしれない。でも、必ず切り分けて食べるんだそうだ。
「福を分け合う」ということで、切ってみんなで分けて食べるのが香港月餅のルール。だから、月餅の詰め合わせにはプラスチックのナイフが付いてることが多いんだな。
日本の月餅(というか和菓子全般)って、お饅頭でも月餅でも個別包装のひとり食べきりサイズ(たとえばこんなの)、めいめいで食べるのが一般的だけど、土地によって違うんだなあ。
「そういえばね」
先生の教え子さん(日本人)が中秋に香港に行って月餅(ミニサイズだろうな)を買い、うれしくてお店の外で包装を開けてそのままパクリ!とやり、
その近くにいた香港人たちの注目の的になったそうだ。
「私も、香港でそんな人がいたら思わず見るわ」先生はそう言って、笑いが止まらない様子だ。かなり驚きの行為らしい。
香港での「ひとり月餅」はお気をつけて。ホテルに戻って、お部屋でパクリとしましょう。

 

タムラ♪


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。