上海街で出会う、調理のすぐれもの

香港旅行のお楽しみといえば、朝の飲茶。

朝も早よから塩分採り過ぎってどうよ?
いやいや、旅行中はそんなことは忘れて、7時から焼売にエビ餃子。
アツアツの点心は、食べると幸せになれる。

すぐにイメージするのは、お店の人が押すワゴンの中に入っているセイロを見て、好きなものをテーブルに置いてもらう風景。最近はオーダーシートで注文して、お盆で運ばれてくることも多いが、湯気のたつワゴンから熱々のセイロが出てくるのは見ていてとても楽しい。
さてこのワゴン、中は蒸し器状になっているので湯気でとても熱く、とても手を入れられるものではない。セイロだって熱くて、とても素手ではつかめない。
そこでお店の人が使うのがセイロばさみ。

 

こんな格好のものだ。夾[食送]硤というらしいけど、漢字が難しくて書けないので「ハサミ1号」と呼んでおく。

 

 

 

もっと重いものを持ち上げるときには、こんな道具も。これには名前があるのだろうか?仮称「ハサミ2号」。

 

2号は、お皿の下に金具を引っ掛けて、はさんで持ち上げる。
なんかすごくチャチなつくりっぽい、けど、便利そう。
いいな、あれ。

よし、探しに行こう!あそこならあるだろう、と向かうのは九龍・上海街。
香港は同じ業種の商店がひとつの通りに専門店街よろしく並んでいるところがいくつかあって、
有名なところでは九龍・旺角(モンコック)地区の金魚屋通り、サムソイポー地区の汝州街、基隆街、南昌街のビーズ屋通りなどあるが、
上海街はステンレス製の鍋釜類や調理用品、食器などを扱う店が多い。
かっぱ橋道具街のストリート版という感じだ。

さてさて、変なかっこうのはさみ……さすが上海街、1号も2号もすぐ見つかった。
鉄の棒を曲げただけのものだから値段も安いし、さっそく購入。


以来、我が家のキッチンで大活躍している。
もちろん「おうちで点心に飲茶」という悠長なことをしているわけではなく、
まず蒸し物。大きめの皿を蒸し器に入れて、さて蒸しあがると手が入るスペースがない!熱くて持てない!このとき、ハサミ2号がとても重宝する。
最近凝っている「お釜で飯炊き」の場合……

 


吹きこぼれそうなお釜のふた、熱くて持てないけれどハサミ1号があればこのとおり。
ふたのすき間の微調整だってできちゃうぞ。

 

 
炊き上がったお釜、熱くて持てない!鍋つかみは滑りそうで怖い!


そんなときはハサミ2号でがっちり持ち上げる。
かなりの重さのものでも大丈夫。グラグラしないのだ。

 

 

 

 

ほんとに便利な1号と2号。ひとつ300円くらい、すこしかさばるけどそれほど重くもなく、おみやげ好適品だと私は思っているのだけど、使い方がわからないと「ただの変なもの」と思われてしまうのがつらいところ。
でもこれ、ぜったい便利。
お料理好きな方、香港行ったら、上海街へ。
(日曜休みのところがけっこう多いので平日がベター)
でっかい鍋、野菜の抜き型や落雁の型など、不思議なものにたくさん出会えます。

 

♪タムラ♪

 









4 Comments

  1. ヘッケル

    ハサミ2号欲しい! 鍋と皿の間に手を入れられなくて取りづらいことショッチュウあるもん。今度、飲茶の店、紹介してください。それもワゴンの回ってくるところ。よろしくお願いします!

  2. ♪タムラ

    ヘッケルさん、2号は便利ですよ~。蒸し物の強ーい味方なのです。ワゴンの飲茶は東京でも香港でもどんどん減少傾向なのは寂しいところ。あの雰囲気がいいんですよねぇ。現物を見て、欲しいものを選べるしね。

  3. ♪タムラ

    東京都内のワゴン飲茶は絶滅寸前で、東京大飯店のような中華のお店がやっているのは今はないみたいです。
    「新宿ルミネにある」と聞いているのですが、食べ放題系のレストランチェーンが展開しているお店のようで、私は行っていないのです。

    http://www.create-restaurants.co.jp/shop/index.php?controller=FrontCrShop&action=shop_show&id=320&page=

    中華街ならまだあるはず…と思ったら、おや、今はこちらもないみたいですねー。
    オーダー式のほうが店(無駄が出ない)も客(できたてのおいしい状態で食べられる)も幸せなのかもしれない、けどワゴンの楽しさ!あってほしいですね。

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