上海蟹の季節です

 

ここのところ、忙しいこともあって落ち着いて夕食を食べてないなあ…
こういうときは用心せねば。
おいしいものの多い秋は、気をつけていないと

季節限定のうまい物を食べ損なうおそれがあるので油断ができないのだ。
大好きな「生の落花生」(茹でて食べるもの)も、
今年はうっかりしていたら短いシーズンをほぼ終えていて、一度しか買うことができなかったし。
その轍はもう踏まぬ。なにか忘れているものはないか……

上海蟹だ!

 

この時期は香港の街でも、どこでも見かける上海蟹。

上海蟹ではなく「大閘蟹(だーい・ちゃっ・はい)」と言うが、ふつうの食料品店でも、小さな果物屋なんかでも、この時期だけガラスの冷蔵ケースに蟹を並べている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

市場に行くと、ワイルドに積み上げられている蟹たち。
この写真のは「100元4隻」という字が見えるから、4杯で100ドル(1香港ドルは現在11円程度)だ。
うーん安いなあ。これがレストランに出ればもっと高くなるわけだが、
在住の知人が先日、街の庶民的なレストランで食べたものは1杯50ドルだったとか。
大きさがどのくらいか、高級レストランか否か、で値段はまた変わってくるが、なんとなく、今年はそれほど高くない値段で食べられそうな予感。

でも今年は蟹シーズンに香港に行けないのです。忙しいから。
卵をもった雌がおいしい旧暦9月。今です。行けない…
雌に後れて雄がおいしくなるという旧暦10月。無理…。
となれば、我が家で食らうしかない。さっそく、都内某所まで上海蟹を買いに行った。

 

 

これが上海蟹。
甲羅の裏側を見て、丸いのが雌、中央が三角になっているのが雄。
この写真では、上左と下右が雄だ。
今日は一人で雄と雌を1杯ずつ食べる。ちょっと贅沢かな。大きいし、これなら二人で2杯でもよかったかな…とかちょっと思いもする。けちくさい私。

さて、蒸し器を用意し、沸騰させる。
上海蟹は茹でるのではなく、蒸すのがおいしい。
縛られているままの蟹を蒸し器に投入。

蟹のお腹を上にひっくり返しているのは、暴れるのを避けるためと、

どうもこの向きで蒸したほうが卵やミソが流れ出るのが少ないという夫の説に基づく。

さあ、あとは15分待つだけだ!

 

待っている間にお酢の用意をしておこう。
中国で蟹や小籠包を食べるとき出てくる黒いお酢(の匂い)が我が家は二人ともどうも苦手なので、今日は2種類、中国の赤い酢と、中国醤油+ミツカン味ぽんを用意した。
お酢には細く切った生姜を入れる。

15分がたち、赤いカニの登場だ!


大きなハサミが黒っぽく見えるのは毛が生えているから。
これがモクズガニ、英語では「hairy crub」と呼ばれる所以だ。
甲羅を開き、卵にミソ、そしてカニ肉を愉しむ。
おいしい。ちょっとお酢をつけて食べる。
淡水ガニって海のカニとはまた違って、これもなかなかいいものだ。
そして卵。濃厚だ~。


雄のカニに入っている白っぽいノリ状の部分、私にはちょっと濃すぎるんだけど…でもまあ食べちゃうか。残してももったいないし。

ハサミで足を切り、爪を割り、すべてを食べつくした。

蟹は大小いろいろサイズがあって、小さいものは「4杯で1000円」クラスからあるけれど、

食べやすさを考えると、やはり大きいのを買ってしまう。大きいのは値段もそれなりで、

今年は4杯で5500円かかってしまったけど(もう一回り小さくてもよかったかなぁ)、

年に一度だから仕方ないやと納得の、東京カニナイトでした。

 

♪タムラ♪

 

2 Comments

  1. ゆう子

    「大閘蟹]よく見る字だけど、(だーい・ちゃっ・はい)って読むって知らなかった。
    私も都内某所に買いにいきたい! 横浜某所でも売ってるはず!

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