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事実婚でも生命保険の請求代理人に指定できるようになりました!

みなさん生命保険って、どんなタイプに入っていますか?

きっと家族の形態によって、入る保険もさまざまですよね。

わが家は事実婚のパートナーとの二人暮し。すでに30年近く生活をともにしているので普通の夫婦とかわりありませんが、戸籍上はアカの他人です。夫(未入籍)は私より7歳年上です。年齢から考えると、たぶん私のほうが長生き。だから、私が入っている生命保険は、死亡したときに誰かがお金を受け取ることに重きをおいているものではなくて、自分が病気になったり、入院したときにお金が請求できるというものです。

 

この保険の加入当時は自分か肉親、あるいは婚姻関係にある者でないと保険金の請求ができないことになっていました。

私は担当のセールスレディーに聞きました。

「病気になったり事故にあっても、自分で請求の手続きができるときはいいけど、意識不明になったりして、自分で請求できない場合はどうしたらいいの?」と。「両親はすでに他界しているし、兄とも絶縁しています。子供もいないし、いるのはパートナーだけなんですけど」って。

こう訊ねる私に、せールスレディのAさんは「でも、今のルールでは、婚姻関係のない方を指定代理請求人にすることはできないんです」と困ったように答えたのでした。

 

事実婚は、まだ日本では一般的ではないからでしょうか。

うちには子供がいないこともあり、実際に生活していて、そんなに困ったことはありませんでした。

でも最近、夫(未入籍)が入院したとき、入院に関する手続きをするのに、書類に自分のことを何と書いていいかわかりませんでした。

「妻」と書いてもいいかな、と思ったのですが名字が異なります。

病院の受付で「事実婚のパートナーなんですけど、なんて書けばいいですか?」と聞いたところ「妻(内縁)と書いてください」と言われました。

でも「内縁」という言葉を使うのは、なんとなく抵抗感があります。

「内縁」は夫婦としての実質がありながら、婚姻の届出をしていないため法律上の夫婦として認められない関係のことを意味しています。「内縁」の言葉のひびきの中には、本当は結婚したいんだけど、なんらかの事情があって結婚できない、というマイナスの印象があります。当事者間の主体的な意志に基づいて婚姻届けを出さずに同居しているのとは、意味合いが違うような気がするのです。

それでも、そのときは面倒だったのでとりあえず「内縁」と書いたのですが、今後は「未入籍」とか「未届け」と書こうと思っています・

 

ちょっと、話がそれてしまいました。

入院したときなどの、保険金の請求の話です。

つい最近、担当のセールスレディーより電話がありました。

「今までは婚姻関係のない方を請求代理人に指定することができなかったのですが、この度、それができるようになりました。書類をお持ちしますので、パートナーの方を指定請求代理人にしてください」とのこと。

こうやって、世のなかは少しずつ動き、変わっていくのかもしれません。

 

夫婦のカタチは人それぞれ。事実婚のカップル、女性同士のカップル、男性同士のカップルもいるでしょう。

病気や事故にあったときに請求する大切な保険金、本人が良しとするのなら、最も身近な人が代理請求できるようにするのは、当たり前のことだと思います。

制度はいろんな立場、いろんな考え方の人にとって、使いやすいものであってほしいものです。

 

(土井ゆう子)

 

 

5 Comments

    1. YUKO

      じゅんこSさんへ
      いざというときが、いつきてもおかしくない年齢になってきてしまいましたね。

  1. 神無月

    はじめまして。

    住民票の記載はどうなっていますか?
    お互いに世帯主で届け出をしているのでしょうか?住民票の続柄欄に妻(見届)と記載すればいろいろ好都合で、もちろん事実婚も証明されます。お役所が認めている書類ですから。いつでも変更ができますよ。ご存知でしたらごめんなさい

  2. YUKO

    神無月さま

    はじめまして。

    「住民票の記載はどうなっていますか?
    お互いに世帯主で届け出をしているのでしょうか?」

    住民票はそれぞれで届け出ていて、それぞれが世帯主になっています。

    「住民票の続柄欄に妻(見届)と記載すればいろいろ好都合で、もちろん事実婚も証明されます。」

    そうなんですね。知りませんでした。
    ありがとうございました。

  3. nobuko

    銀婚式以上も一緒にいるカップルが、今まで請求代理人になれなかったというのが驚き。同性パートナーシップが認められるようになったというニュースを見たけど、現場はまだまだ未開な部分があるんですね。
    もっと制度が現実に添うように改められていきますように。

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