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ネットでおせちを買っちゃいました(後編)

おせちをネットで注文した話、年末に書きましたが、そのご報告がまだでした。

正月気分もすでに無く、もう、みなさん、おせちに興味はないと思いますが、一応ご報告させていただきます。

 

今回、注文したのは、「さとうあいくらぶ 楽天市場店」のもの。

製造者は愛知県の「玉清」という会社の「生おせち」です。

価格は送料無料で12,980円。

全31品目。お重のサイズは19.5cm四方。

 

31日の午後に届いたので、お重をそのままワインセラーへ入れちゃいました。

中を確認したかったけど、明日のお楽しみということに。

そういえば、いつぞやネットで取り寄せたおせちが、なかみスカスカの悲しいものだった、というニュースが話題になったことがありました。そんなことになっていなければいいけど、とただ願うばかりです。

12,980円という値段は、おせちの相場からいうとどうなんでしょう。

デパ地下や京都の割烹のおせちに比べれば、かなり安いですね。

今年は夫婦ふたりだけで迎えるお正月。お正月気分を味わうには、ほどほどの価格だと思って、購入しました。

 

で、元旦の朝。いよいよオープンです。

 

一見豪華に見える三段重です。

一見豪華に見える三段重です。

 

 

造花の花やあしらいが安っぽいですが、見た目はなかなかキレイです。

これだけの品数を自分で揃えようと思うと、大変でしょう。

それでは一品ずつ検証してみましょう。

○とか△とか× ってつけたのは個人的な味の評価です。

 

まずは「壱の重」

 

× 中華くらげ ちょっと味が濃すぎる。

× 中華くらげ ちょっと味が濃すぎる。

△ 甘栗甘露。可も無く不可も無くって感じです。

△ 甘栗甘露。可も無く不可も無くって感じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

○ 魚卵甘露煮 たらこでしょうか。味つけは薄味で、なかなかおいしかったです。

○ 魚卵甘露煮 たらこでしょうか。味つけは薄味で、なかなかおいしかったです。

○ 酢だこ。食べごたえのある太い足です。

○ 酢だこ。食べごたえのある太い足です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

△ 黒豆。ふっくらさにややかけ、黒豆の粒が小さいのが残念です。

△ 黒豆。ふっくらさにややかけ、黒豆の粒が小さいのが残念です。

味付け数の子。数の子が細くて二級品という感じですが、味付けは淡く上品でおしかったです。

○ 味付け数の子。数の子が細くて二級品という感じですが、味付けは淡く上品でおしかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かつおやわらか煮。やわらか煮という割には、身がしまってかたかったけど、味はなかなかよかったです。

かつおやわらか煮。やわらか煮という割には、身がしまってかたかったけど、味はなかなかよかったです。

△ 紅白なます

△ 紅白なます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

○ 田作り。香ばしくておいしかった!

○ 田作り。香ばしくておいしかった!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に「弍の重」を紹介

 

 

 

筑前煮、里芋煮、高野豆腐など。ごぼう、筍、蓮根、にんじん、こんにゃく、とり肉など。煮物は薄味で煮ふくめられていて、味付けが好みでした。

○ 筑前煮、里芋煮、高野豆腐など。ごぼう、筍、蓮根、にんじん、こんにゃく、とり肉など。煮物は薄味で煮ふくめられていて、味付けが好みでした。

だて巻きと昆布巻。昆布巻は味が濃くて、イマイチ。

△だて巻き ×昆布巻。昆布巻は味が濃くて、イマイチ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帆立串照り焼き。お酒のつまみになりました。

○ 帆立串照り焼き。お酒のつまみになりました。

△ 鰤照り焼き。

△ 鰤照り焼き。

 

 

 

 

 

△ サーモンチーズ巻。こういう練り物状態のものは、きれいだけど、大しておいしいもんじゃない。

△ サーモンチーズ巻。こういう練り物状態のものは、きれいだけど、大しておいしいもんじゃない。

 

○ 若鶏八幡巻。ごぼうがやわらかく、味がしみてとってもおいしかった!

○ 若鶏八幡巻。ごぼうがやわらかく、味がしみてとってもおいしかった!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イカ松笠串照り焼き。本当に松笠に見えるきれいなできにびっくり。こういうことは家庭ではできないね。

○ イカ松笠串照り焼き。本当に松笠に見えるきれいなできにびっくり。こういうことは家庭ではできないね。

 

 

 

 

 

そして最後の「参の重」

 

 

 

若鶏照り焼き

若鶏照り焼き

○  イカ真砂和え。真砂はカラフトししゃもの卵らしい。

○  イカ真砂和え。真砂はカラフトししゃもの卵らしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

炭火焼鴨串。柔らかくて美味。

炭火焼鴨串。柔らかくて美味。

鶏つくね串。○

鶏つくね串。○

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

△にしん大漁漬け。

△にしん大漁漬け。

○ニシ貝つぼ焼き。日本酒にあう。

○ニシ貝つぼ焼き。日本酒にあう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

△有頭海老塩焼き。特においしくはないけど、おめでたい気分になれる。

△有頭海老塩焼き。特においしくはないけど、おめでたい気分になれる。

 

ロブスター。ヒゲがカットされているのでずんぐりむっくした感じですが、お重のなかでは存在感がありました。

ロブスター。ヒゲがカットされているのでずんぐりむっくした感じですが、お重のなかでは存在感がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

値段相応で、高級食材は入っていませんでしたが、見た目もきれいで、バラエティに富んでいます。

好きな味付けのもの、そうじゃないもの、混ざっていましたが、お正月気分が盛り上がりました。朝からお酒をのんで、すっかりいい気分です。

 

来年、またとるかどうかはわかりませんが、おせちの入っていた重箱はなかなかのすぐれもの。中が細かく仕切られているので、素人にも詰めやすそうです。

重箱に詰めるのって、ほんと難しいですから。

来年は、既製品、手造り織り交ぜて、このお重に詰めてもいいかな、と思い、きれいに洗ってとっておくことにしました。

 

ただ、出来合いのおせちはきれいだけど、その家の味っていうのは途絶えてしまいますね。

考えてみれば、私が子どもの頃は、母が年末になると何日もかけておせちを作っていました。もちろんネットで取り寄せるなんてことはできませんから、普通の家庭では主婦が作るのがあたりまえでした。

 

棒鱈を水で戻したり、練炭火鉢でコトコトと黒豆を煮たり・・・。

「今年は、ごまめ(田作り)がくっつかへんように、うまく炊けた」

「なんで黒豆にはシワが入ってしまうんやろ」

おいしくできたの、失敗したのだと話しながら、つまみ食いするのも楽しみでした。

クワイの煮物は「芽が出ますように」

レンコンの酢の物は「見通しがいいように」

たたきゴボウには、いったいどんな意味があるのでしょうか?

 

子どものときは3日間も同じものを食べなくてはならないのは苦痛でしたけど、今ではいい思い出です。

 

今年は既製品のおせちでしたけど、お雑煮ばかりは、毎年、我が家流です。

元旦の朝は、父の故郷である岡山風で、ぶりを入れたおすましのお雑煮。

二日目は、母の故郷である奈良の白味噌のお雑煮。

どちらも丸餅をいれます。

 

関西で過ごした時間より、もう東京で生活した時間のほうが長いし、親から独立してからの時間のほうがはるかに長いのに、子どものとき、家族みんなで過ごしたお正月は忘れられないものですね。

 

(二宮つゆか)

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