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「アナタはこうしてダマされる!」悪質詐欺の手口(1)「仏像詐欺」

先日、TBSのテレビ番組「実録アナタはこうしてダマされる!第二弾」を見ました。

第一弾は見そこなってしまいましたが、「ますます詐欺被害が拡大している」らしく、第二弾が放送されていたので、要注意人物の自分のためにも、録画してじっくり視聴。

 

世の中、私のような騙されやすい人が多く、手口も巧妙化しているんでしょうね。

改めて、思い起こすと、あれは典型的な詐欺の手口だったのだな。と思えるのですが、その時は、本当に信じ込んでしまい、少しも疑っていない自分がいました。人間の心とは、かくも騙されやすいのかとゾッとします。「自分は大丈夫」と思っている人ほどワナにかかりやすいのかもしれません。

 

以前、詐欺にあいそうになった記事はこちら。

「あわや詐欺事件」前篇

さて番組では、詐欺師に詳しい専門家が選んだ詐欺の手口の巧妙度「ワースト10」を紹介していました。

その具体的な手口と対策を改めて紹介しますので、しっかり頭にインプットして、絶対に詐欺にあわないように気を付けてくださいね!

 

 第10位

高齢者が高齢者をだます「仏像詐欺」

 

最近増えているのが、「古物商を装った営業詐欺」だという。狙われやすいのは、高齢者。タイトルにあるように、高齢者が高齢者をだますパターンです。

 

ある日、ニセ古物商から1本の電話がかかります。

 

「私は、古物商をしております○○と申します。決して怪しいものではありませんのでご安心ください」

 

「最近は、高齢者を狙う詐欺師もいますからお気をつけてください。弱い立場の高齢者をねらうとは、ほんとにけしからんですな」

と、自分が同世代であることを利用し、気安く話を持ちかけていきます。

 

「高齢者を狙う詐欺師」って自分のことじゃないですかっ!! まったく図々しいにもほどがありますよね。

 

親近感がでてきたところで、

 

「奥様はご在宅ですか?」

 

「3年前に先立たれました」

 

「そうですか。じつは私もそうなんですよ。5年前に妻を亡くしまして。なので、仏像を妻だと思って、毎日磨きながら話しかけているんですよ。だって、そうそうお墓参りにも行けないじゃないですか」

 

こうした巧みな話術で、詐欺師のペースにもっていきます。

 

詐欺師の巧みさに感心するのは、ここですぐに売りつけたりしないこと!

 

「それでは、パンフレットだけでも目を通してみてください。お送りしますね。えーっと、これから発送しましたら15日前後に届きますので、その頃にまた、お電話させていただきます」

とていねいに対応し、電話を切るのです。

 

そうそう、以前の私の場合も、いったん電話は切れて、翌朝になって、再度かかってきたっけ。

 

こちらの場合は「15日」というのがポイント。

銀行に年金が振り込まれるのは、偶数月の15日なので、財布のヒモがゆるみがちなのだそうです。

 

結局、この男性は、1万円ほどの仏像を10万円で買わされてしまいました。

 

こうした詐欺師には、黒幕が存在するという。

詐欺の黒幕は新聞などの求人欄に「古物商営業」と掲載して、人を募集。

「相手のためになりますから」と古物商営業を押し付け、人を使って被害を拡大させています。

高齢者を狙う詐欺に詳しい弁護士の楠見真理子さんは、こう話していました。

 

”老後難民” を狙う典型的な詐欺の例です。定年後の高齢者は、年金だけの生活に不安を抱いている人が多いのです。年金だけでは心もとないので、なにか収入に結びつく方法はないかと常に機会をうかがっています」

さらに、残りの人生に ”やりがい” を求めているのも高齢者の特徴だとか。

「お金も大切だが、人の役に立つ仕事がしたい」

そんな人のいい高齢者の心理につけ込んでいるのです。

 

当の本人にだますつもりがなく、相手のことを思って悪意なく、親戚や知人に勧めてしまうのが怖いところ。

電話を受けた人も、「知り合いだから大丈夫」と信じやすく断りにくくなります。さらに「高齢者が詐欺をするはずがない」と思いこんで騙される羽目に。

また、詐欺被害だと思っていないため、明るみに出にくいという現実があるのだそう。

 

結果的に、高齢者が高齢者をだますということになり、人助けのつもりが、いつの間にか詐欺に加担しているという構図になっているのです。

 

対策としては、購入するものの鑑定書を求めること。そして、自分だけで判断せずに、別の信頼できる人に相談してみることだそうです。

「古物商の営業詐欺」は仏像に限らず、骨とう品や古美術品などにも要注意です。

 

 

<対策>

☆ なぜその値段なのか、鑑定書を求めること。

☆ 別の人に相談する。

 

それにしても、これが第10位とは。。

「詐欺の手口、ワースト10」の第9位「コスプレ詐欺」の手口と対策は、次回アップします。

第9位「コスプレ詐欺」を読む。

 

(by りーたん)

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