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「アナタはこうしてダマされる!」悪質詐欺の手口(8) 「ロト6悪徳商法」

相変わらず、詐欺事件のニュースが絶えない毎日ですね。

 

テレビの特番「実録 あなたはこうしてダマされる! 最凶サギの手口ワースト10」で紹介していた詐欺の手口をひとつずつ紹介しています。

第4位「老々結婚詐欺」はこちら。

そしていよいよトップ3の発表です。

 

第3位

「ロト6悪徳商法」

 

手軽な宝くじとして人気 の「ロト6」、購入したことのある人も多いのでは??

 

「ロト6」とは、数字選択式の高額抽選宝くじのこと。

1~43までの数字の中から、異なる6個の数字を選んで購入し、抽選機によってランダムに出た6つの数字が当選番号となる。

 

そんな「ロト6」が、悪徳商法の手段として利用され、被害が倍増しているという。

狙われるのは「ロト6」に興味をもつ幅広い世代の人たち。

 

私はあまり購入しないが、 パソコンには頻繁に「ロト6」関連のメールが届く。

 

タイトルは「ロト6で予想は当たるのか?」

 

その中身がまた図々しい。一部をそのまま抜粋すると…

 

ご存じのとおり、世の中には眉唾ものの情報が氾濫しています。もちろん最初から騙してやろうという悪意ある情報もあります。しかし、「自分たちで実践した時は成功した」と言うケースがあるのも事実です。

ですので、「このノウハウが本物であるかどうか」。それを判明させるには、モニターの存在が必要不可欠なのです。それもひいき目なしにしっかりと判断できる一般の方の。

さすがに商品化する上で大勢のモニター参加は避けたいのが本音です。

あまりに大勢に参加されたらノウハウが本物であればあるほど、ロト6の特性上、配当額が低下してしまいますから…。

そこで、今回も30名制限をつけさせて頂きました。

本物かニセモノかわからないノウハウを高額で購入する前に今回のモニター参加で一度お試しいただけないでしょうか?

モニター参加はこちらから↓

 

と、訳わからないアドレスが続いている。

 

怖いので絶対にクリックしませんが、文章も意味不明だし、あの手この手で騙そうとするしつこさには辟易します~。さぞかしたくさんの人に送りつけているんでしょうね。

 

さて、「ロト6悪徳商法」の手口とは一体どんなものかというと。

 

手口1

当せん番号を教えて信用させる。

 

ある日、情報提供会社と名乗る男から電話がかかってくる。

 

「ロト6に興味はありますか?」

「え?」

「我々の会社はロト6の必勝法を研究していて、実は当選番号が事前にわかるんです」

「はぁ」

「今からいう言う数字を控えてください。そして、明日の朝刊を見てください。1等の当選番号です」

 

翌朝、興味本位で新聞をチェックすると、本当に3500万円が当たっていたっ!!

くじの当せん番号は事前にわかるはずがない。もちろんトリックである。

騙されるのは、普段パソコンなどを使う習慣のない人。

悪徳会社は、速報で仕入れた事前情報を、ひと足早く伝えていただけなのだ。

なんとも簡単な手法に、いとも簡単に騙されてしまう人がいるのも事実。

そうやって、一度信用させたら、決して逃さず、悪魔のささやきを繰り返していく。

 

手口2

でたらめな法則をでっちあげる。

 

次に予想業者が、被害者に言うセリフは

「コンピュータ分析していくと、ある数字の法則性がありました」。

 

でっち上げた資料を見せて、でたらめな分析をとうとうと話す。

 

 

テレビ番組で入手した実際の極秘資料は、当せん番号の一覧表。

2005年の第222回から第228回までの数字が、230回の当せん番号と一致するようトリックが仕掛けられていた。

 

ロト6悪徳商法に詳しい山内俊介氏は、

「これは、お金を振り込ませるために作った道具で、”ある一定の法則によって出来上がっているもの” だと信用させるための偽データです」

わざわざそんな資料まで作って、被害者たちをだましているなんて。

 

実際、3000万円の当せん番号を教えてもらう代わりに、情報料450万円を支払ったが、送られてきた情報はハズレ。という被害が発生している。

冷静に考えるとありえない話なのだが、ロト6に少しでも興味のある人は、「話を聞いてみよう」というモードになってしまうのかもしれない。

 

番組では、騙されたふりをして実態を暴いていた。

 

たくさん存在するサイトの中からいくつかの無料情報サイトに登録。すると数日後、そのうちの予想業者と名乗る会社から電話がかかってきた。

 

「5等などの当せん番号が独自の解析で無料でわかります。そのためのID登録料として、1050円が必要です」

 

言われたとおりに支払ったところ、今度は

「1等、2等など高額の当選番号がわかる特別抽せん情報もあります」とほのめかしてくる。その情報は、別の団体から購入して入手するという。

 

「団体名は”にっぽうれん”といいます。正式名称は”日本宝くじ連盟”といって、日本宝くじ協会のOB・OGが運営しているんです。つまり、宝くじの天下りなんですが」

 

「こちらの情報には、最低保証金が必要になります」

「保証金は、当せん金の3割プラス消費税になります。お伝えする宝くじは、1800万円の当たりくじなので、保証金は567万円になります」

 

1800万円が当たるロトの番号を教えるので、567万円支払えというのだ。そしてさらに、

「567万円は高額なので、まずは”契約承認手付金”を支払っていただけませんか?」

 

次から次と出てくる専門用語らしき言葉。難しい言葉の羅列で、混乱を招く。

 

「いくらなら払えますか」

「1000円でもいいですか」

「1000円は、ちょっと…」

 

「10000円までなら」

「はい、では10000円を手付金として振り込んでください」

 

言われた口座に振り込むと、さらに、「手付金をもう少しいれてほしい」と要求してくる。

「現金で手持ちはどのくらいあるんですか」

「カードローンは利用できないですかね」

「なんとか20万円だけでも入れて欲しい」

と、借りてでも今すぐ払ってくれと、今度は強気でしつこくねばる。

 

ここで意志の弱い人は、払ってしまうケースもあるのかもしれない。

 

番組スタッフが

「今の時点ではちょっと借りられないんです」と伝えた途端、相手の態度が豹変した。

「ということは、借りたくないというわけですね」

「では、またお金が用意できたときにお話ししましょう」と言って電話をガチャン!!

本当に失礼な話です。

 

その後、再度連絡をとり、今度は詐欺バスターが予想業者に詰め寄る。

 

「日本宝くじ連盟などは存在しない」

「みずほ銀行で確認した」

「事実関係はない」

「会社はどこですか」

「私書箱ではないですか」

「従業員は何人ですか」

 

追い詰められた予想業者は、それでも簡単には認めず、実際には存在しない団体やでたらめな固有名詞を並べていた。

 

最終的に、「手付金の1万円とID登録料の1050円は、後日返納する」と告げて電話が切られたが、いまだに返金されてないという。

 

詐欺に詳しい紀藤正樹弁護士は、「これは詐欺ですね。宝くじということで、公正な制度として成り立っているわけだから、その解法はないんです。ないのにあると言っているのだから詐欺です」と断言していた。

 

「必勝法があったら、俺がやってますよ」と話すのは、漫画「クロサギ」の原案者、夏原武氏。「詐欺師にとってお金を払わせることが大事。払ってしまうと、元を取りたいという心理が働いてしまうんです」と分析する。

 

「ロト6」を管理するみずほ銀行宝くじ部が番組に返答したFAXにはこう書かれている。

「「ロト6」をはじめとして、宝くじの抽せんは公正かつ厳正にすべて立会人の出席のもと公開で行われています。

(中略)

抽せん会の中継動画の配信も行っています。あらかじめ、抽選結果がわかったり、予測できるということは絶対にありえません」

 

「世の中に、美味しい話はいっさいない」と心得よ。

ですね!!

 

<対策>

確認のとれない情報は安易に信じない。

☆業者から口止めされても「おかしい」と思ったら誰かに相談する

 

世の中には、多くのロト6攻略法や予想関連のサイトや雑誌が存在しているが、金銭が絡む話にはくれぐれも気をつけて。

何より確認作業が大切のようですよ。

 

次回はワースト2の発表です。

ワースト第2位は「同窓会名簿商法」

 

 

母校に郷愁を感じる中高年世代が狙われているそうです。

自分は大丈夫だと思っている人ほど要注意ですよ~

 

(by りーたん)

 

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