暮らし

「アナタはこうしてダマされる!」悪質詐欺の手口(2)「コスプレ詐欺」

 

TBSのテレビ番組「実録アナタはこうしてダマされる!第二弾」。

最凶詐欺の手口「ワースト10」を、ひとつずつ紹介していきます。

前回の第10位はこちら。→  第10位、高齢者が高齢者をだます「仏像詐欺」

 

最近、詐欺に関するニュースや手口を紹介する番組がやけに目立ちます。

先日、銀行のATMコーナーに行ったら、操作画面の上の目立つところに「ATMで還付金の操作はできません」と書かれた1枚のシールが貼ってありました。

これって、私の体験と同じような目にあった人が大勢いたってことですね。

「福祉課の青山」と名乗る男は、まだ捕まっていないのかしらん。

 

さて、テレビ番組の話に戻します。「最凶詐欺ワースト10」の

第9位

「コスプレ詐欺」

 

なんだかすごいネーミングですが、これは、あらゆる人物に扮装してお金をだましとる「なりすまし詐欺」のこと。このコスプレ詐欺、とても身近なところで横行しているという。

 

「コスプレ詐欺」の中でも許しがたい悪質なケースが次の2つ。

 

ケース1

「ママ友詐欺」

 

舞台は、デパートなどのキッズ・ベビーコーナー。

狙われやすいのは、20代から30代の一人で来ているママです。

 

椅子に腰かけて休憩していると、

「お子さん可愛いですねー、何か月なんですか?」

「8か月です」

「じゃあ、お姉ちゃんのところと一緒だね」

と言いながら、子どもを抱っこした姉とその妹が、おもむろに近づいてきます。

 

「離乳食は何を使っているの?」

「○×△です」

「えっうちもそう。どこで買ってるの?」

など、ごく自然に世間話をしながら、姉妹がママの両隣に座ります。

「わぁ、かわいいー」

「ちょっと抱かせてもらっていいですか~」

と親しげに話しかけ、妹の方に気をとられている隙をねらって、姉がバッグの中から財布を抜き取ります。

まんまと盗みを働いたあと、姉妹は、「じゃあお先に」と言ってその場を立ち去ってしまう、という手口。

 

京都の大型ショッピングセンターのベビー休憩室で実際に起こった事件では、なんと19歳と17歳の10代の姉妹が窃盗を働いていたとか。

 

これは、つまり「ママがママをだます詐欺」??!!

 

ベビー休憩室という親子の憩いの場、赤ちゃん連れという仲間意識があると、つい気を許してしまう。また、「こんなところに悪い人なんかいるはずがない」と思わせ、油断させてしまうのが、「ママ友詐欺」の手口だ。

休憩室に限らず、洋服の試着中に預けたバッグなどが盗まれる事件もあるという。

育児中は、子どもに気をとられがちなので、とくに貴重品に注意してほしいと警告する。

 

<対策>

☆ 財布にはチェーンやひもをつけておくなど工夫する。

 

身近に、小さいお子さんを持つママがいたら、ぜひ教えてあげてくださいね。

 

ケース2

「火災報知器点検業者詐欺」

 

狙われやすいのは、自宅にひとりでいる主婦。

 

ピンポーン、と玄関のチャイムがなり、インターホンに出ると、脚立や点検器具を持つ作業服姿の作業員が2人。

 

「火災報知器の点検に参りました。消防署からの依頼で、こちらのマンションのすべてのお宅で火災報知器の点検をさせていただいています」

「部屋の中を拝見させて頂いてもいいですか?」

 

こうして、ニセ点検業者を家の中に入れてしまう。

委託業者や消防署員を名乗り、点検業者になりすまして詐欺を働く事件が急増しているという。作業員は点検をするフリをしつつ、人目を盗んで金品を盗む。

 

ここでのポイントは、作業中に人がそばにいづらい雰囲気を作ることだとか。

「それでは点検を始めます」

近くにいると作業の邪魔になるのでは、と思い

「じゃぁ、終わりましたら声をかけてください」と別室に移動。

こうなってしまったらアウト。誰も見ていない隙に、部屋の中を物色されてしまうのだ。

 

さらに、「このほかにも報知器を設置する必要があります」と言われ、6万円以上をだまし取られたケースもあるという。

制服着用、専門道具を持っている外見で信じてしまいやすい上に、「点検はやらなくてはいけないもの」と思い込んでしまうそんな心理を狙った「点検業者詐欺」。作業員が窃盗犯だとわかった時には、彼らを探す手がかりは何ひとつ残っていないという。

 

消費者問題に詳しい紀藤正樹弁護士は、

「マンションの場合、点検業者は、原則として事前に告知する」はずだという。なので、突然の訪問は疑ってかかっていい。そして、「その場でお金を払う必要はない」と警告する。

 

<対策>

☆ 事前に告知がない突然の訪問は拒否する。

☆ その場で現金の支払いをしない。

 

 

昔、空き巣ねらいのスリといったら、無精ひげ生やしてほっかむりして、唐草模様の風呂敷かついでいる格好が定番でしたが、(そんな恰好、今じゃ目立って仕方ないよね~)

今の詐欺師は、優しく人当たりがいい。強面の人は少なく、親近感があり話し方もていねい。とても親切に対応するという。

「そうでないと、詐欺師として生き残れないんですよ」と紀藤弁護士が話していたが、これじゃ、一体何をどう信じたらいいのか。。

白衣を着た医師や、制服姿の警察官も信じられなくなりそう~。

まわりを警戒してばかりの、本当に困った世の中になったもんです。

 

「詐欺の手口、ワースト10」の3つめ「葬祭詐欺」の手口と対策は次回アップします。

第8位「葬祭詐欺」を読む。

 

(by りーたん)

 

 

2 Comments

  1. RUKA

    そういえば20年前くらいに、作業服を着て「消防署のほうから来ました」と言って、消火器を売りつける、なんていう詐欺が横行して、消防庁が「消防署の職員が消火器を売りつけることはありません」なんて呼びかけていましたよね。あれも「コスプレ詐欺」の一種?
    「振り込め詐欺」もそうですが、少しずつ形を変えて生き残っているんですね。
    それにしても、注意しなくっちゃいけない詐欺が10パターンもあるなんて、日本は今や「詐欺天国」?
    「私は大丈夫」と思っている人ほどだまされる、という話なので、気をつけないと、ですね。
    今後のアップも気になります。

  2. りーたん

    RUKAさんへ。
    そうそう、ありましたね、消火器の押し付け販売。コスプレ詐欺は、昔っからあったんだと思いますが、最近は組織力も演技力もバージョンアップしているんでしょうね。
    このあとも、あきれる詐欺の数々を紹介していきますね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。