市販のルウを使って作るおうちカレー、おいしくする工夫をしていますか?
昔、実用誌の編集部にいたころ、読者にアンケートをとったところ、隠し味にいろんな食材を使っていて本当に驚きました。市販のカレールウを2~3種類混ぜて使う、というのは王道のようでしたが、隠し味には、ウスターソース、トマトケチャップ、しょうゆ、赤唐辛子、しょうがやにんにくのすりおろしなんていうののほかに、「板チョコを割って加える」「インスタントコーヒーを加える」なんていうのもありました。どれも「味に深みを出す」とか「コクを出す」ため。
実際に撮影のために試作をしたのですが、どれも「そう言われてみると、そんな気がする」という感じ。つまり、言われないとわからない、というのが本音。カレールウって、なにを加えても変わらないくらい味にパンチがあるんですよね。
では、どうすればおうちカレーがおいしくなるか。
私の結論は、「おいしいカレールウを使うこと」この一言です。
そのカレールウとはコスモ食品『直火焼カレー・ルー』。
もともとは料理上手の友人にいただいたのがきっかけでそのおいしさを知り、かれこれ15年以上使っているものです。
コスモ食品のHPをのぞいて見ると、そのおいしさの理由が以下のように書かれていました。
「市販のルウは蒸気を使い、小麦粉を食用油脂で炒め、乾燥野菜、果実、スパイスを練り上げて作るのが一般的。コスモ食品のルウは蒸気を使わず、すべて直火にかけて職人が釜に長時間つきっきりになって焼き上げている」
「直火で焼き上げることによって、スパイスの香りが立つ」
「また、直火で焼き上げれば、乾燥の野菜や果実ではなくフレッシュな野菜や果実を使っても水分がちゃんと飛ぶ」
「それによって、自然のうま味やスパイシーな香りを極限まで際立たせることができる」
つまり
フレッシュな野菜や果実を使い、時間をかけてちゃんと炒めて作られているルウ、ということのよう。
そういえば、料理家のケンタロウさんも自身の著書で、このカレールウのファンだとおっしゃってましたっけ。
そしてわが家の定番は、具に牛ひき肉、なす、豆腐を入れること。もう30年ほど前ですが、下北沢のカレー屋さんで「なすとひき肉のカレー」「豆腐とひき肉のカレー」というのがあって、いつもどちらをオーダーするかに悩んでいて。「じゃあ、両方を一度に味わっちゃえ」というので、うちで作るときは牛ひき肉になすと豆腐を加えたカレーを作るようになったというわけです。
コスモ食品の『直火焼カレー・ルー』は大手スーパーなどで購入できますが、手に入らないという方は、下記HPからアクセスすれば、通信販売もやっています。ちなみに、近所のスーパーでは1袋367円(税抜)。通信販売では1袋346円(税込・送料別)。4000円以上は送料無料となっています。
おうちカレーを今よりもワンランク上にしたい、なんて思っている人は、ぜひ試してみてください。
コスモ食品のHP
http://www.e-cosmo.co.jp/index.html
★通信販売もしています
●2013年6月2日追記
パッケージが以下のものに変わっています。
(さかがみ)