ファッション

スタイリスト石田純子さんの2018春夏シャツの着こなしレッスン@DUEdeux

この春は、ビックシルエットや袖コンシャスなど新顔が登場した去年に引き続きシャツやブラウスが大人気。ただ誰もが1枚は持っているアイテムだけに、着こなしがむつかしいという声も。今回はスタイリスト石田さんに「シャツのワンランク上の着こなし」について、セレクトショップ「DUE deux」でのファッションショーを通してレクチャーしていただきました。

大人がシャツを着こなすときのポイントは2つ。

■気になるおなかまわりをうまくカムフラージュする

スーツの下に着るようなカッターシャツタイプだと、ボトムからアウトにするとだらしなく見えがちで、インしないときれいに着こなせません。シャツの裾を外に出してもカッコよく、シルエットの決まるものを選ぶことで、おなかまわりやおしりをさりげなく目隠し。前身頃、後ろ身頃で裾の長さが違うものや、スリットが両サイドに入っていて前身頃の裾をウエストで結べるものがおすすめ。また、ジャストサイズより量感のあるサイズの方が体のラインを拾わず、じつは体型カバーになることもセレクトのポイントです。

■衿から胸元にかけて深いVゾーンを作る

シャツの下には必ずキャミソールやタンクトップをイン。そのうえでタンクトップが少し見える、いつもより1つ下までボタンを開けてVゾーンを作ります。このVゾーンをどう飾るかが、大人のシャツの着こなしの決め手。この部分にアクセサリーをプラスすれば、メンズライクなシャツが女らしくやさしい雰囲気になります。

 

1 白の前後差のあるシャツは着回しの万能選手

前が短く後ろが長い白いシャツは、今年らしいアイテム。後ろ身頃がフレアーになっているので、歩いたときに動きが出てやさしい雰囲気に。ウエストだけでなく、気になるヒップもうまくカバーしてくれます。前後で同じ長さのものより軽さが演出できるので、ボトムにワイドパンツを合わせてもバランスが取りやすい。第一ボタンまでとめてきちんと感を出す場合は、チョーカータイプの短めなネックレスをポイントにして目線をアップさせて。

 

 

 

 

 

 

<着回し①>

インに白のタンクトップを着てボタンを3つほど開け、深めのVゾーンを作ります。Vゾーンいっぱいを埋めるような感じで大ぶりのネックレスをつけると、より華やかになってエレガントに変身します。同じトーンの黒のバングルをつけて、ネックレスとつなげて統一感を出して。

 

 

 

 

 

<着回し②>

今度はVゾーンにオレンジ色の華やかなスカーフを。明るい差し色を加えることで、フレッシュな印象です。今年は大人世代が若い頃に流行った、クラシックな柄のシルクのスカーフが復活しています。まだ昔のスカーフを持っている人は、手持ちのものを掘り起こして使ってみて。

 

 

 

 

 

<着回し③>

シックな色合いのスカーフは、水玉、ストライプと切り替えがあったり、赤、黒、白などの色も入っているので結び方によって出る部分が違い、表情を変えられて便利。1枚の白いシャツでもスカーフの柄や色の出かたで、いろいろアレンジできます。左右長さを変えて結んで縦のラインを強調すると、よりファッショナブルで着やせ効果も期待できます。

 

 

 

 

 

<着回し④>

前ボタンを全部あけてはおりもののような着こなしも。あいた部分に長めのペンダントをして縦長のラインを作れば、スッキリ見えます。チェーンがターコイーズなので、色味も加わって華やかでシャープな印象です。

 

 

 

 

 

 

2 ストライプのシャツワンピースは変幻自在に着回して

今年はシャツワンピースが人気。前ボタンが裾まであって全部あけて着ることができるものを選べば、いろんな着こなしに挑戦できます。丈が短いと学生ぽくなるので、長めのものを選んで。写真のストライプのシャツワンピースはウエストにゴムが入っていて切り替えのあるタイプ。下までボタンをとめてウエストを供布のベルトでマークすれば、エレガントです。

 

 

 

 

 

<着回し①>

前ボタンを下まであけてコート風な着こなしに。白のタンクトップに濃紺のスカートというコーディネートも、上に1枚はおるだけでセンスアップさせてくれます。ベルトはコートを着るときのように後ろで軽く結んで。

 

 

 

 

 

 

<着回し②>

前ボタンを全部とめて、ショート丈の白のニットを重ね着。シャツワンピースの上には、コンパクトなニットを合わせるとバランスがよくなります。衿元には小さめの黄色い花のブローチを2つ重ねづけ。1つだけつだと浮いた感じになりますが、2つつけることによってしっくりまとまります。白のニットはじつは後ろが逆Vにあいた技ありニット。ベルトの結び目が見えて、後ろ姿もキュート。


 

 

 

 

 

<着回し③>

白×ブルーのコーディネートはシンプルにまとまりますが、ともすれば単調になりがち。そこで3つめの色を投入。上にグリーンのカーディガンをはおってレーヤードにすれば、スパイスの効いた着こなしの完成です。カーディガンはグリーン以外にイエロー、ピンクなどでもOKです。

 

 

 

 

 

3 鮮やかなロイヤルブルーにあえて強い色のボトムを合わせる

写真のロイヤルブルーのシャツも前が短く後ろが長いデザインなので、ボトムにインしなくてもOK。このように濃い色のシャツの場合、ボトムに白やベージュを合わせがちですが、あえて濃いベージュのような強い色を選ぶのが、今年らしさのポイント。カジュアルだけどモードっぽい着こなしになる上級者テクです。黒地に水色の縁取りのあるレトロ柄のスカーフを結んでポイントにして全体を引き締めて。

 

 

 

 

4 フューシャピンクのシャツにはロイヤルブルーのパンツを

鮮やかなピンクの麻のシャツはサイドにスリットが入っているので、裾に動きが出て軽やか。こちらも白やベージュのパンツでもOKですが、あえてロイヤルブルーの濃い色のパンツを合わせてワンランク上の着こなしに。胸元につけたコットンパールは、結び目にピンクのスカーフがついていて長さを調節するタイプ。スカーフに少しだけブルーの模様が入っているので、ピンクとブルーという強い色の組み合わせをうまくまとめてくれます。

 

 

 

 

5 カーキ色の麻のシャツワンピはコート風にアレンジ

カーキ色のシャツワンピースは、小さめの衿とドロップショルダーで袖にボリュームを持たせているデザインがポイント。麻に透け感があるので、歩いたときに涼しげで夏にピッタリの1枚です。前ボタンを全部あければ、ワンピースとしてだけでなくはおりものにもなる優秀なアイテム。インにプリントTシャツを着ることで、若々しくオシャレな印象に。足元はカーキと相性のいいピンクオレンジの靴を合わせて。

 

 

 

 

6 モードなシャツワンピでエッジの効いた着こなしを

ウエストに切り替えがあって、裾のカットが目を引くモード感たっぷりのシャツワンピースです。このワンピースのように、何も加えなくてもさっと着るだけで様になる1枚があると、夏には便利。ボトムには紺のスリムパンツを選びましたが、白やデニムに変えるとまた違った印象になります。白い靴などを合わせると全体がブルーにまとまりすぎてしまうので、赤い靴にしてコーディネートのポイントにして。

 

 

 

 

7 シャツワンピースにも袖コンシャスが登場!

今年も袖にフリルをあしらった袖コンシャスがトレンド。また、身頃のストライプに縦とバイアスになっている部分があって、面白いデザインのワンピースです。後ろの裾の横にストライプを使った切り替えがあって少しコクーンシルエットになっているので、スカートが広がりすぎず適度にボリュームダウンしてくれます。Vゾーンには濃いブルーの花のネックレスを。花の芯の部分に黄色が入っていて、全体を引き締めてくれます。

 

 

 

 

 

 

8 水色の袖フリルシャツでクラス感のある大人のカジュアルに

濃い水色のシャツは、スリットが入っていて前と後ろで長さが違うデザイン。トレンドのサイドラインの入ったワイドパンツを合わせて、前はボトムにふんわりインしてすっきりと。袖にフリルのあるシャツを選ぶことで、スポーティになりすぎず洗練された着こなしになります。前のシャツの裾をインするとおなかが気になるという人は、裾を結んで。両サイドに深いスリットが入っていることでできる着こなしです。


 

 

 

 

 

9 アシメトリーな白シャツでインパクトのあるコーディネートに

後ろ身頃の左がストレート、右がフリルと左右でカットの仕方が違うデザイン性の高いシャツです。後ろ身頃に長さがある燕尾服のようなシルエットで、シャツの左右で布の動き方が違うので、上品で大人のセンスを感じさせてくれます。シャツが個性的なのでボトムもそれに負けないように、大きめのギンガムチェックのワイドパンツで。スパイスの効いたスタイリッシュな着こなしです。

 

 

 

 

 

 

10 赤い衿がポイントのシャツで大人かわいいをねらって

薄い水色の身頃に赤い衿がかわいいシャツは、1枚着るだけで若々しい印象です。肩の部分に黒い布地が使われているので、ボトムは黒のガウチョパンツをセレクト。足元は赤い靴にして衿とリンクさせれば、大人ならではのガーリースタイルの完成です。

 

 

 

 

 

 

11 シンプルなシャツにオレンジのワイドパンツでトレンドを意識

シンプルなストライプのシャツには、オレンジのワイドパンツで印象的に。黒や紺のパンツを合わせると地味になりがちですが、オレンジを合わせることで今年らしいオシャレな雰囲気です。シャツの前ボタンを全部あけて裾を結び、上半身をコンパクトにまとめてバランスよく。靴、ブレスレットもオレンジにして統一感を演出して。

 

 

 

 

 

 

 

12 かわいいブラウスにはデニムで甘さをほどよくダウン

会場から思わず「かわいい」と言う声の上がった「腕ちら見せ」ブラウス。白地に白い花のカットワークが施され、腕の一部分だけが見えるデザインなので、子どもぽくなりすぎずに着こなせます。トップの甘さをデニムのボトムとシルバーのバングルで引き締めて。差し色の黄緑色の靴がポイントです。

 

 

 

 

 

 

13 ストライプのシャツを女性らしいハンサムスタイルに

ニュアンスのあるストライプのシャツに、ネイビーのワイドパンツの組み合わせです。とろみ感のあるシャツなので、ウエストはベージュのサッシュベルトでマーク。Xラインを作ることで、大人ならではのクラス感のある着こなしになります。

 

 

 

 

 

 

14 エレガントなプルオーバーは黒のボトムとアクセでシャープに

透け感が女らしいプルオーバーは、裏側の胸から下にジャージ素材の身頃がついているので、着やすいデザイン。袖口にゴムが入っているので、腕の途中でとめられて便利です。ボトムは黒のスリムパンツにしてシックに。大ぶりのシルバーと黒のペンダントが引き締め役です。

 

 

 

 

 

15 チュニックブラウスも袖コンシャスで今年らしく

袖にシャーリングをあしらった袖コンシャスなブラウスは、トレンド感満載。チュニック丈なので、気になるウエスト、ヒップも丸ごと隠してくれます。ボトムは黒のスリムパンツで。シャーリングと同じ濃いベージュ色のボリューミーなネックレスをすれば、カジュアルなのにやさしく上品な印象です。

 

 

 

 

 

 

 

■オシャレなのにさりげなく体型カバーになるアイテムは、DUE deuxで見つかる!

 

 

 

 

 

DUE deux(ドゥーエ ドゥ)は、スタイリストの石田純子さんがブランドを卒業した大人世代に向けて開いたセレクトショップ。大人の女性の七難をうまくカモフラージュしてくれるアイテムや、一度はくとやみつきになるラクチンなウエストゴムのパンツ、軽くて肩のこらないバックやアクセサリーなどがお手頃値段で手に入ります。今回ご紹介した前と後ろで長さの違うシャツも、多数そろっています。広い試着室でゆったり試着でき、オシャレなスタッフがコーディネートの相談に乗ってくれます。

 

DUE deux(ドゥーエ・ドゥ)

住所:〒104-0051 東京都中央区佃2-2-7 イーストタワーズ2F

TEL:03-6228-2131

営業時間:11:00~18:00(火曜定休)

地下鉄「月島駅」から徒歩5分(佃小学校前)

 

 

 

 

 

 

(さかがみ)

2 Comments

  1. tomoko

    YUKOさんへ
    コメントありがとうございます。
    今年は4月から初夏のような陽気で、シャツ1枚ででかけられる日も多いですね。
    私も前と後ろで身頃の長さが違うシャツを持っていますが、ワイドパンツやマキシスカートなどトレンドのアイテムとも合わせやすく、とっても重宝しています。1枚でさらっと着られて、ウエスト、ヒップなどの気になる部分もさりげなくカバーしてくれるので、ヘビロテしてます。おすすめですよ!

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