夫婦・家族

妻からの離婚劇 「離婚後の手続きと不安を和らげる方法を教えて」 回答2

<相談>

私52歳、夫は55歳。共働きの子どものいない夫婦ですが、結婚25年で熟年離婚することにしました。

離婚後は私の実家に戻る予定なので、住まいの心配はありませんが、離婚に際してどんな手続きがあるのでしょうか。また、これからのことを考えると、不安に押しつぶされそうになることがあります。そんな不安な気持ちを少しでも和らげる方法はありますか。

詳しい相談内容はこちら。

回答1はこちら。

 

<回答2>

前回の「離婚後の手続き」に続き、メンタル面についての回答です。

 

離婚を決意したものの、不安な気持ちと前向きな気持ちとが交互にやってきて、なかなか安定しない。

 

離婚後、自立して生きていけるかどうか不安。

 

すべてを一人で決断していけるか自信がない。

 

孤独な気持ちに打ち勝てるか不安。

 

 

「離婚」を決意した後、こうした思いにとらわれる人は多いようです。

 

「離婚」の場合、「過去の生き方を否定されたような気持ち」になり、自信を失っているので、不安がつきまといやすいのかもしれません。「結婚」より「離婚」の方がエネルギーを必要とする理由は、このあたりにあるのかもしれませんね。

熟年の場合、結婚生活が長いぶん、なおさらその思いが強くなるのでしょう。

 

 

長く続けてきたこれまでの生活と決別するのですから、不安な思いにかられるのは当然です。

 

ただ、「自立」は、結婚の有無とは関係ありません。「孤独」に感じるのも、一人だからではありません。夫婦一緒に暮らしていても、二人の心が離れていれば、孤独感はもっと大きいのではないでしょうか。

 

これまで、何度も何度も自問自答を繰り返し、「離婚」という決断をくだしました。自分で出した決断を「これでいい」と自分に言い聞かせ、自信をもって、前に進んでいってほしいと思います。

 

人の心はそんなに強くないので、マイナス面ばかりを想像するとやはり落ち込みます。

マイナス面はあえて考えないようにして、プラス面をイメージしましょう。

頭の中だけでなく、紙に書いて、リストアップすることをお勧めします。

 

結婚していた時にできなかったこと、仕事や趣味、新しい出会いなど、これからやってみたいことも書き出してみます。

自分のいい面や頑張ったところを書いて、自分を励ましましょう。

 

元気が出ることや憧れの人(有名人)をイメージする習慣をつけるのもいいかもしれませんね。

 

こうした作業がつらい時は、明るく引っ張っていってくれそうな人と積極的に関わって、パワーと元気をもらってください。年をとると人に甘えることが苦手になりがちですが、たまには「甘える」ことも必要です。

「寂しい」と打ち明ければ、話し相手になってくれたり、心強い存在になってくれるはずです。その際は、もちろん常識の範囲内で。相手の負担にならないよう気配りを忘れずに。

 

 

「熟年離婚」を選択した女性を対象に、離婚後の変化についてアンケートをとったところ、

 

心が穏やかになり、表情も穏和になった。

体調がよくなった。

不眠症が治り、熟睡できるようになった。

うつ症状が改善した。

将来を楽観視できるようになった。

趣味に没頭できるようになった。

好きなものだけ食べられるようになった。

友達が増えた。

自由に外出し、一人旅ができるようになった。

気兼ねなく好きなテレビ番組が見られる。

ペットが飼えるようになった。

主体性をもって生きている実感がある。

視野が広がり、新しい仕事と出会えた。

好きな人ができて、デートする楽しみが増えた。

 

などの反応がかえってきたそうです。

 

結婚の解消で生活が一変しますが、「離婚したことを不必要に隠さない」のもポイント。

会社関係、親戚などなかなか言いづらい場合もあるかもしれませんが、自らオープンにすることで、心が軽くなり、困ったとき人に頼りやすくなります。

相談者の場合は、幸い実家に戻れます。新たな環境で生活していくうちに、やりがいや楽しみが見つかるのではないでしょうか。

 

誰しも、不安や孤独を抱えて生きています。「自分だけではない」ことを知り、自分らしい生活を目指して、新たな一歩を踏み出してほしいと思います。思い詰めたり考え過ぎないのがイチバンですよ!

 

(渡辺里佳)

 

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