夫婦・家族

妻からの離婚劇 「夫の退職金は分けてもらえますか」

先日、「離婚カウンセラー」の師匠である夫婦問題研究家の岡野あつこさんのシンポジウム&出版記念パーティーに参加してきました。

 

離婚や夫婦問題に関する本を30冊以上出版している岡野先生の新著書のタイトルは「産後クライシス」

 

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KADOKAWA発行

<「産後クライシス」とは、産後における育児や家事をめぐる夫婦および家族間の崩壊の危機の総称。この危機やすれ違いはなぜ起こるのか、またどうやったら乗り越えられるのかを、夫婦問題の研究家である著者が解説。> Amazoneの内容紹介より

 

 

 

 

 

サブタイトルは、「なぜ、出産後に夫婦の危機が訪れるのか」。

帯には、「あなたは大丈夫ですか?   セックスレス、浮気、離婚…。妻と夫のすれ違いは、産んだ後から始まっていた!!」とあります。

 

20年以上夫婦相談をしてきた岡野あつこ先生ならではの視点にはいつも感心させられますが、こちらも、最近の相談から見えてくる問題点を取り上げた警告本ともいえる本です。

 

「産後クライシス」という言葉は、朝のテレビ番組「あさイチ」で取り上げたことで大きな話題になっているそう。

 

熟年になってしまった私たちには、出産は遠い昔の出来事となってしまったけれど、基本的に今も昔も、その時期の夫婦間の在り方や傾向は変わらないのかも。

 

出産前後は、里帰りや家族の増加によって、考え方やライフスタイルに大きな変化が訪れる転換期。

子どもが生まれて「幸せ絶頂期!」のはずなのに、子どもを産んだあと、どんどん母親になってしまう女性。かたや男性は、産む性ではないために、いまひとつ父親になりきれず、夫婦の間に溝が生まれやすい時期なのかもしれません。

 

この本には、危機が訪れる理由や対処法を実例を交えて詳しく書かれていますので、もし身内や周囲に該当しそうな「産後クライシス」夫婦を見かけましたら、ぜひ一読するようおすすめください。知識は力なり。意識し実践するだけで夫婦の危機が回避できることもまた事実です。

 

それにしても、出産直後から夫婦の危機が訪れる可能性を秘めているなんて、安定した結婚生活を続けるというのは本当に難儀なことですよね。

 

 

さて、今回は、離婚を望む熟年妻からの相談です。

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<相談>

夫は62歳。私は55歳の共働きです。子ども二人は結婚し、夫婦二人きりの生活になりました。

結婚して31年になりますが、これまで幸せだと感じたことは正直一度もありませんでした。

 

夫は亭主関白タイプで、いつも威張っています。上から目線の態度や話し方がずっと嫌で仕方ありませんでした。

 

私も仕事をして家庭を支えているのですから、対等に意見を言い合い、互いに助け合うのが理想の結婚生活でした。

でも夫は、「家庭を守るのは女の仕事」だと言って譲らず、家のことは私任せで、口だけは出してくるのです。

 

もし感謝の気持ちが少しでも伝わり、ねぎらいの言葉がほんの少しでもあれば、歩み寄ることもできたかもしれませんが、そういうことは一切ありませんでした。

私は今までずっと我慢をし続けてきたのかもしれません。

今後も夫と二人きりで生活していくのは耐えられません。残りの人生は、夫に束縛されることなく自由にのびのびと暮らしていきたいと思います。

 

夫と離婚したいと考えているのですが、その際の財産分与について教えてください。

会社員の夫は役職についており65歳が定年なのですが、夫の退職金は「財産分与」の対象になるのでしょうか。財産分与は半分ずつということですが、退職金も半分は妻のものとみなされますか。

退職金を受け取れる場合、どんな手続きが必要で、いつどのように支給されるのか具体的に教えてください。

 

回答は次回に続きます。

 

(by 渡辺里佳)

 


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