夫婦・家族

妻からの離婚劇 「夫が莫大な借金。子どもと一緒に家を出たい」

個人ブログでは、若年対象に綴っているので、30代のなぜか男性からの相談が多いのですが、年も押し迫ったクリスマス前後に、50代の女性から数件問い合わせがありました。

 

そのうちの一人と対面カウンセリングを行ったのですが、熟年世代は、若年とは異なる重~い問題を抱えているのだと、改めて痛感しました。

 

若い頃と違って、離婚リスクがぐんとあがる熟年世代。

 

現在、手に職を持っている人は、当面の生活が保障されているので安心ですが、これから仕事を探さなくてはならない人は、やはり不利。人生後半に入ってからの仕事探しは狭き門です。ただでさえ就職難の時代に、年齢制限やスキルの問題などで、労働条件はかなり厳しくなります。パート収入は、どんなに働いても月給10数万円と本当に少ないのが実情です。

 

もうひとつは、体力的に疲れやすくなっていること。「さぁやっと身軽になった。バリバリ働くぞー」という前向きな意欲はあっても、身体がついていかず、無理が効かなくなっていることです。健康でなければ、仕事は続きませんから、無茶はできません。

 

「生活のため離婚はできない」。でも「このまま、一生を終えたくはない」

 

心の中で、自問自答を続けながら、家庭内別居を続けている人は、かなりの数、いるようです。(暴力やモラハラは、我慢すべきことではないので、すぐにでも行動に移して解決しなければいけませんが) 。冷え切った空気が漂う家庭。家が安らぎの場でなくなっているなんて、つらいですよね。

 

「離婚」か「修復」か、二つに一つの道を選択しなければならず、どちらの道も険しいのが、熟年世代なのかもしれません。

 

そのことを、本人は重々知っている。そして、一人で考えるのには限界がある。だからこそ、ともに考える人が必要なんだと思います。

 

なんだか、新年を迎える前に暗い話になってしまいましたが、現実から目を背けても何も解決しません。感情に振り回されて、後で後悔することのないように、自分の気持ちを冷静に見つめて、知識としての情報をインプットしておきましょう。

次は、借金と生活費の問題を抱える妻からの相談です。

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<相談>

私は52歳、夫も同い年です。25歳のときに結婚しました。子どもは長男と長女の2人で、高校1年生と3年生です。

 

夫は、40歳で脱サラし、飲食業を始め、中華店を営んでいます。一時は、客の入りもよかったのですが、ここ数年は不振で、経営は厳しいです。夫の給与は25万円で、住宅ローンもあるため生活費はギリギリです。貯蓄もありません。

 

生活費を切り詰め、保険を見直し、解約するなどして、凌いできましたが、赤字が続き、いよいよ銀行からの融資も受けられなくなってしまいました。

 

私は、無給で会社の事務を手伝っていますが、経営は夫まかせにしていました。それがいけなかったのでしょうか。先日夫と話し合ったところ、借金が3000万円もあることが判明しました。

 

楽観主義の夫は、いつも「何とかなる」が口癖でしたが、ここまでひどい状態だとは思いもしませんでした。都合の悪いことは、すべて私に隠し、借金を繰り返していたのです。ショックが大きく、夫への信用が一気に崩れました。

 

これから子どもたちは大学進学だというのに、高額な借金を抱え、どうしていいかわかりません。子どもにも申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 

会社は破産手続きをしたほうがいいんでしょうか。甲斐性のない夫にも愛想がつきましたし、いっそのこと、夫とは離婚して、子どもを連れて実家に行こうかとも考えています。

親は高齢ですが、一緒に住んでもいいと話してくれています。親に家事を協力してもらえれば、私もフルタイムで働けますし、これから教育費がかさむので、とにかく収入を得る方法を考えたいのです。

 

ただ、それが果たしていい方法なのかどうか不安ですし、今後の人生設計が描けません。子どもたちを守るには、どうしたらいいでしょう。

 

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(渡辺里佳)

 


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