夫婦・家族

【何もしないリタイアした夫。こんな夫と別れたい私はわがままなのでしょうか?】

最近、「男女の脳の違い」についてクローズアップされるようになりました。
夫婦は、異性同士の赤の他人。
しかも、脳のつくりが違うために、お互いを100%理解し合うのは難しいと言われています。

結婚生活が長くなってしまったこの時代、
夫婦が一生仲良く過ごすのは、大変なことのかもしれませんね。

今回は、夫が定年退職して家にいるという熟年女性からの相談です。

 

<相談>
夫は昨年リタイアし、今は特にやることもなく、毎日テレビばかり見て過ごしています。
これまでは仕事人間で、家庭や子どものことをすべて私にまかせっきり。
家にいるようになったら少しは家事などにも協力的になるかと思っていたのに、 まったく手伝ってくれません。
それどころか13食作らされ、私が出かけるときはどこに行くのか、何時に帰るのかとしつこく問いただします。

この先もこんな生活が続くのかと思うとうんざりです。
離婚して自由になりたいと思うのですが、私のわがままでしょうか?
年金や財産の分与は認められますか?(56歳 女性)

 

<回答>

日本の離婚件数は相変わらず多く、3組に1組が離婚している計算になります。
さらに、熟年離婚は、加速度的に増えているようです。

人生後半に入って、嫌な気持ちで過ごさなければならないのは苦しいですよね。

相談者の女性は、リタイアして家にいるご主人に対して不満がたまっているとのこと。
家事には非協力的で、束縛も感じられるところが、うんざりの原因なのですね。

 

このままでは耐えられない。と離婚も視野に入れているそうですが、

ご主人が退職し、生活スタイルが変わったとき、
家事の役割分担について、夫婦で話し合いはしたでしょうか。
たとえば、
掃除洗濯炊事について、 きちんと家事分担を決める。
もしくは、それぞれが自分の分は自分でやる。というように

 

夫婦は対等です。
一方だけが負担を背負うことはありません。

もし、まだ決めていないのなら
これまでの風習や家事の仕方を変えてみてもいいかもしれません。

合意した決め事なら、それを守ってもらうようにしましょう。
もし、二人で決めたことを守らず、何度話し合っても改善が見られないようなら、
「婚姻継続の意思がない」とみなされ、離婚理由として認められる可能性があります。

共に暮らしているので、外出の際は、行き先と帰宅時間は知らせるのがマナーともいえますが、
束縛が強すぎる夫も、程度によりますが、離婚理由にあげられ、
そんな夫と「離婚したい」と相談者が考えることは、決してわがままではないことになります。

 

年金や財産分与に関しては、結婚して作った財産は、夫婦のものと法律で決まっています。
離婚の際はすべて半分ずつに分けることができます。
年金ももらう権利がありますが、思ったほどの金額はもらえず、
かえって離婚しないほうが得策という場合もあります。
年金や財産分与に関しては、ケースバイケースなので、
詳しくは、専門の弁護士さんに相談することをお勧めします。

 

「卒婚」という結婚スタイルについて、以前このブログでも紹介したことがあります。
離婚も修復も難しいのが、熟年世代。夫婦の役割意識をなくし、それぞれ好きなように生きていく。
二人の同意があれば、家事分担という役割から解放されてもいいのではないでしょうか。

経済的、物理的に許されるのであれば、「別居結婚」もありだと思います。

 

そういえば、共働きが多い現代、
家事のアウトソーシングが話題となっています。

シェアリング、エコ、がキーワードとなり、
掃除や片付け、作りおき料理など、ベテランの家事代行サービスの利用で
夫婦げんかが減った、という話を聞いたことがあります。

 

夫婦問題カウンセラーとして、これまで、さまざまな夫婦に関する悩みを聞いてきましたが、
やはり相手に執着しすぎると苦しくなるようです。
無理も長続きしません。

 

精神論になりますが、
相手にばかりフォーカスせず、自分にフォーカスした生き方を考えるのがいちばんのようです。

 

不満や愚痴は、ひとりで溜め込まず吐き出すことが大切です。

夫に吐き出しても、たぶん共感してもらえません。

カウンセラーを利用して、ぜひアウトプットしてくださいね。

 

文責/渡辺里佳

 

4 Comments

  1. nobuko

    凄いわあ。毎回人生相談の回答を読むと、なるほどと思うフレーズが必ず1つあります。

    ・2人で決めたことを守らず、何度話し合っても改善が見られないようなら、
    「婚姻継続の意思がない」とみなされる

    なるほど、2人で話すという努力はしましたかという訳ですよね。
    里佳さんのカウンセリングが良いのでしょうが、こういう言葉って第3者で他人のカウンセラーに言われるからすっと入るのかも知れない。「自分にフォーカスする」という言葉はここで教わり、人を責めたくなる時に思いだすようにしてます。

    1. 渡辺里佳

      nobukoさん、ありがとうございます。
      相手に想いを伝えないまま、一人で悶々と悩んでいる人が多いんです。
      男性は察してくれないし、妻がそんなに不満に思ってることすら気づかないことが多いですからね。ストレスマックスになる前に調整しないと。。

  2. kaoru

    環境は違うけど、近い世代だから相談者の悩みわかります~。
    私が響いたのは「相手に執着しすぎない」という言葉。夫婦といっても100%わかりあうのは難しいので、悩むヒマあったら自分の趣味や仕事、共感してくれる友人を見つける方が早いかも。第三者(カウンセラー)の意見を聞くのもいですよね~。

    1. 渡辺里佳

      kaoruさん、ありがとうございます。
      身近だからこそ、わかってもらいたい!という気持ちが強くなるんでしょうね〜
      一度きりの人生。仰るように、悩んでばかりいるのはもったいない!
      カウンセラーは、身内でも友人でもない第三者というのがメリットです!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。