カルチャー

NHK 黒木瞳のブラックなドラマを見た。

昨夜、NHKBSプレミアムで10時~11時半に放送した、黒木瞳主演の

「黒い十人の黒木瞳。」 を見た。

 

テーマは「ちょっと黒い、10人の女性」を演じるシニカルでブラックなオムニバスドラマ

だが、主演の黒木瞳演じるフツーのOLや奥さん、ママなどがとにかく黒い。

タイトルを見た時から、「これはなんだか面白そう。録画してあとでゆっくり見よう」

と思ったが、ショートストーリーが次々と現れて、息つくヒマもなく見てしまった。

黒木が演じるのは、ちょっとハスッパな弁当屋の新人パート「黒いパートタイマー」

父親の友人と不倫をしている24才のOLの「黒い娘~二十四の瞳~」などだが

一番オモシロかったのが、「黒い餃子の女」。

大杉蓮が演じる夫は。週に2日は若い愛人(井上和香)のもとで夕食を食べる。

イカスミが大好物の夫は、そこでいつもイカスミパスタを食べてラブラブ・・・。

でも家に帰れば黒木演じる妻の手料理も必ず食べて、抜け目ない。

ある日の料理は、家でもイカスミパスタ。でも妻は食べないし、なんだか色も薄い。

次の日は、皮にイカスミを練りこんで作った真っ黒な餃子。

夫は「美味しいけど、あんまりイカスミの味しないな」

妻は「だってコレ、イカスミなんか使ってないもん。そこらへんの家のとは違う、

よっぽどいいもの使ってるのよ。半年前から。

半年前? もしかして半年前からの不倫がバレてる?・・・

そう、妻は愛人が勤める書道道具店で高級墨を買い、それを日々台所ですり、

パスタやリゾット、餃子の皮に入れていたのだ!

でも夫などうすることもできない。ただ黙ってもくもくと餃子を食べるしかないのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もうひとつは、「黒いアカスリの女」。黒木が演じるアカスリ屋で働く女は、

オバサンなのになぜか指名が多い売れっ子。

それを快く思わない同僚の若い女(相武早紀)は、黒木が“過剰なサービス”を

しているからだと思い込み、自ら過剰なサービスをして警察につかまる。

おとり捜査で黒木にアカスリをしてもらった刑事(宮川大輔)は、ビミョーな場所への

きわどさスレスレのマッサージに悶絶!

相方の刑事の元へ戻り、そのサービスの様子をナマナマしく語る場面が、

天下のNHKとは思えない「ピー音」入りセリフ連発のやりとりでビックリ!

 

「(ピー音)周辺、あるいは(ピー音)そのものへのタッチ的なものはなかった?」

「(ピー音)(ピー音)周辺だけど、内モモだったんですよね」

「ケツの割れ目へは通常1往復だけど、

3往復くらいでは、過剰なサービスとは言えないしな~」

「じゃあ(ピー音)そのものは、つまんだりしなかった?」

「いや、つまんでないです」

「じゃあ、黒木はシロだな・・・」

 

スポンサーを気にしなくていいNHKならではの演出、と逆に感心してしまった。

黒のタンクトップと短パンで、汗だくになりながら男性客にアカスリ、

休憩時間にはタバコスパスパ、ペヤング風やきそばを口いっぱいにほお張る

黒木瞳・・・。

実生活でも何かと世間を騒がせている今だけに、

黒木瞳のブラックな部分とリンクして見えてしまう。

 

タイミング良過ぎ?悪過ぎ? 

最近どこよりもトガッてるNHK。実は一番怖いのはNHKかも。

 

「黒い十人の黒木瞳。」 http://www.nhk.or.jp/bs/kuroki/

(小林 薫)

 

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