カルチャー

試写会三昧の日々から、この秋おすすめの映画①

  • 2016/9/16
  • カテゴリー:

もう9月中旬、早いですね~。

東京はなんだかんだで台風の直撃を受けることもなく

いつの間にか涼しくなっていますが

やっぱり夏が終わるのは淋しい・・・。

 

というわけで、試写会・秋の陣第1弾は

「アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲」です。

原題は「UN+UNE」。つまり彼と彼女。

と聞けばピンと来る人も多いと思うけど

そう、これはかのフランス名画「男と女」から50年たって

巨匠クロード・ルルーシュ監督が描いた

大人の恋愛映画”最終章”だそうな。

「男と女」の原題は「Un homme et une femme」だから

思いっ切りオマージュなわけですね。

 

映画「男と女」日本公開から50年、デジタルリマスター版上映だって。

映画「男と女」日本公開から50年、デジタルリマスター版上映だって。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「男と女」は大昔見た記憶はあるけど内容はおぼろげで、

きちんと見たのはだいぶ大人になってから。

改めてDVDを買って見たら「こんなによかったっけ?」という感じで

もう自分の中ではベスト5に入るほどの存在に。

まずはアヌーク・エーメ、そしてジャン・ルイ・トランティニャン。

この組み合わせが絶妙で、なんといっても映像が圧倒的におしゃれ。

そして畳み掛けるように音楽がリンクして

まさに今までにない映像美を見せつけられたという感じがした。

若い頃に見てもあまりピンと来なかったのは

たぶん年増の恋に共感できなかったから?

子供の寄宿学校に迎えに行ってそこで知り合うとか、

シングルだけど、子供がいるのに好きになってしまったとか、

そういうシチュエーションやせつなさは、

やはり年齢を積まないとわからないものがありますよね。

見たあとはだいぶ感化され、アヌーク・エーメが着ていた

茶色いムートンコートが欲しいとか真剣に思ったし、

ドーヴィルに行ってみたいなんて思ったりした。

 

そして「男と女」と言えば、フランシス・レイ。

例のダバダバダ・・・のテーマソングが有名だけど、

今回のテーマ曲もフランシス・レイが担当。

この黄金コンビがタッグを組んだとなれば、見ないわけには行かない!と

いざ試写会へ。

 

「アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲」

「アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の主役は「アーティスト」でアカデミー主役男優賞に輝いた

ジャン・デュシャルダンと演技派女優のエルザ・ジルベルスタイン。

この二人が互いにパートナーがいながら惹かれ合ってしまい

なぜか二人っきりでインドを旅する、という設定。

ストーリーはネタバレになるので見てのお楽しみだけど

私的にはやっぱり前作に比べて主役二人がヨワイ?という感想。

デシャルダン演じるアントワーヌはやんちゃなモテじじいの作曲家で

こんな人いるいる、と共感できるけど、

エルザが演じるアンナは優雅な大使夫人のくせに随分自由で

ちょっとイライラする感じ。

あと、一番がっかりしたのが彼女の容姿。

ポスターではブルネット(焦げ茶)で濃いめの顔立ちなのに

実際は明るめの茶色で結構さっぱり顔。

なんだかダマサれた感が・・・。

でもこれはあくまでも個人の趣味なので、気にしないでね。

 

「アンナとアントワーヌ」のチラシ。

「アンナとアントワーヌ」のチラシ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

インドの風景

インドの風景

 

 

 

 

 

 

 

 

 

舞台はインド・ニューデリーからムンバイ、ケーララへの

2日間の列車旅行。

なかでも一番面白かったのが、ケーララ州で「南インドの母」と呼ばれる

「アンマ」が登場するシーン。

アンマは日本にも来たことがある実在の人物で、

貧しい人や苦悩する人々を抱きしめる(ダルシャンというらしい)

ことで希望を与えたり、癒やす力がある聖母のような存在。

スピリチュアル好きにはそんな場面もおすすめです。

 

そしてやはり、フランスシス・レイ。

インドだろうがパリだろうが関係ない。

フランスシス・レイの曲が流れていれば

何があっても許せそうな気がします。

クロード・ルルーシュ、フランシス・レイファンはぜひ。

そうでない人も

エキゾチックなインドの風景が

乾燥したココロと旅情をかき立ててくれるはずです。

 

アンナとアントワーヌ

アンナとアントワーヌ

 

 

 

 

 

 

「アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲集」

東京「Bunkamuraル・シネマ」、「立川シネマシティ」ほかで

9/3から上映中。

http://anna-movie.jp/

(小林 薫)

 

 

4 Comments

  1. けい

    たまにはこーゆーオトナの映画でドキドキするのもいいな!
    そーゆーわたしは、こないだシン・ゴジラを見てきました。それなりにおもしろかったけど、エヴァ世代でないからか、大さわぎするほどではないような…でも、大きなスクリーンで観る映画っていいですね。わたしも試写会探してみよう。

  2. kaoru

    けいさん、コメントありがとうございます。
    さすがルルーシュ、映像と音楽のコラボが素敵でした。
    「シン・ゴジラ」ヒットしてますよね~。
    あと「君の名は」も。見てないけど。
    九州でも試写会やってたら応募してみて!
    SNSで発信する人にはよく当たるみたいですよ。

  3. kaoru

    yukoさん、大人の恋、現実ではないだけに
    映画や妄想だけでも効くかもしれませんね。
    あと、ロケーションも重要。
    都会ではNGでも、インドとか非日常なら
    こんなこともアリかも?

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